【GAS Google スプレッドシート複数セルの値を記載】「GAS(Google Apps Script) スプレッドシート複数セルに値を記載する方法(setValues)」のご紹介

「GAS(Google Apps Script) スプレッドシート複数セルに値を記載する方法(setValues)」のご紹介

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今回は、「GAS(Google Apps Script) スプレッドシート複数セルに値を記載する方法(setValues)」を紹介します。

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「GAS(Google Apps Script) スプレッドシート複数セルに値を記載する方法(setValues)」のご紹介

「GAS(Google Apps Script) スプレッドシート複数セルに値を記載する方法(setValues)」を紹介します。

今回のやりたいこと

下記のスプレッドシートのB,C列にそれぞれA列の2倍,3倍の数値を記載します。

結果

function myFunction() {
 
 //■ファイル・シートを取得
 //「.getActiveSpreadsheet();」でアクティブなスプレッドシートを取得
var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
 //「.getActivesheet();」でアクティブなシートを取得
 var sheet = ss.getActiveSheet();
 
 //■データを取得したい範囲を取得
//「.getLastRow()」でデータを最終行数まで自動で取得
//「-1」で1行目の見出しを除く
 var rows = sheet.getLastRow()-1; //

//「.getRange(2, 1, rows, 1)」で選択範囲を指定
//選択範囲の開始位置を「2, 1」（2行目、1列）を指定
//「rows(.getLastRow())」で行の最終行までを範囲指定
//「1」で列の1列を範囲指定
 var range = sheet.getRange(2, 1, rows, 1);
 
 //■範囲のデータを取得
//「.getValues()」でデータを格納
 var data = range.getValues();
 
 //記載データを入れる配列の箱を生成
 var output = [];

//■「forEach」 
 //「forEach文」で各データ行に対して繰り返し処理
 data.forEach(function(value){

//A列の値を配列から取り出し 
   var single = value[0]; 
//B列に記載したいデータを計算
   var double = single * 2; 
//C列に記載したいデータを計算
   var triple = single * 3; 
   
 //B.C列に記載したいデータを二次元配列に格納

   output.push([double,triple]);
   
 });
 
//「.getRange(2, 2, rows, 2)」でデータ記載する範囲を取得
//範囲指定をする開始セルを「2, 2」(2行、2列目)のセルを指定
//開始セル「2, 2」から「rows, 2」で、行(rows=.getLastRow())は最終行までを指定し、
列は「2」列の範囲を指定

 var outputRange = sheet.getRange(2, 2, rows, 2);
 
//計算したデータを記載
 outputRange.setValues(output);
 
}

解説

ファイル・シートを取得

「.getActiveSpreadsheet()」でアクティブなスプレッドシートを取得します。

varss=SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet()

「.getActivesheet()」でアクティブなシートを取得します。

varsheet=ss.getActiveSheet()

データを取得

「.getLastRow()」でデータを最終行数まで自動で取得します。「-1」で1行目の見出しを除きます。

varrows=sheet.getLastRow()-1

「.getRange(2,1,rows,1)」で選択範囲を指定します。

• 選択範囲の開始位置を「2,1」（2行目、1列）を指定します。
• 「rows(.getLastRow())」で行の最終行までを範囲指定します。
• 「1」で列の1列を範囲指定します。

varrange=sheet.getRange(2,1,rows,1)

範囲のデータを取得

「.getValues()」でデータを格納します。

vardata=range.getValues()

「[]で」記載データを入れる配列の箱を生成します。

varoutput=[]

「forEach」

「forEach文」で各データ行に対して繰り返し処理

data.forEach(function(value){

A列の値を配列から取り出します。

varsingle=value[0]

B列に記載したいデータを計算します。

vardouble=single*2

C列に記載したいデータを計算します。

vartriple=single*3

B.C列に記載したいデータを二次元配列に格納します。

output.push([double,triple])

「.getRange(2,2,rows,2)」でデータ記載する範囲を取得します。

範囲指定を開始するセル（「2,2(2行、2列目)」）セルを指定します。

開始セル「2,2」から「rows,2」で、

• 行(rows=.getLastRow())は最終行までを指定します。
• 列は「2」列の範囲を指定します。

varoutputRange=sheet.getRange(2,2,rows,2)

計算したデータを記載します。

outputRange.setValues(output)

キーボードのCtrl+Rでスクリプトが実行されます。

結果

2倍、3倍の数値が記述されています。

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