大三元レンズの歴史

「大三元レンズの歴史」は、ただのスペック自慢ではなく、 “プロの現場に応えるために進化してきた、信頼と性能の物語”です。 ここでは、主要メーカーの「大三元レンズ(F2.8通しズーム3本)」の登場から現在までを、 時代ごと × ブランドごとに振り返りながら解説します。
🔰 そもそも「大三元レンズ」とは?
✅ 広角・標準・望遠のF2.8通しズーム3本セット
レンズの種類 | 焦点距離帯 | 代表用途 |
---|---|---|
広角ズーム | 16-35mm前後 | 建築、風景、スナップ |
標準ズーム | 24-70mm前後 | 万能レンズ、商品、ポートレート |
望遠ズーム | 70-200mm前後 | スポーツ、舞台、人物、圧縮表現 |
📜 大三元の歴史 ざっくり年表
🎞️ 1980年代 ズームレンズが“仕事道具”として進化
・フィルム時代のF2.8通しズームは、大型で高価な特別な存在。
・特に報道・戦場・プロの現場で重宝され始める。
・特に報道・戦場・プロの現場で重宝され始める。
🔹 Nikon 1986年
➡ Nikkor AF 80-200mm F2.8 ED 発表
→ 初期の大三元望遠ズームの代表格
➡ Nikkor AF 80-200mm F2.8 ED 発表
→ 初期の大三元望遠ズームの代表格
🔹 Canon 1987年
➡ EOSシステム(EFマウント)開始
→ 電子制御+USM搭載のF2.8ズーム群が登場し始める
➡ EOSシステム(EFマウント)開始
→ 電子制御+USM搭載のF2.8ズーム群が登場し始める
📷 1990〜2000年代 デジタル黎明期とEF24-70mm F2.8L
・デジタル一眼レフの時代に入り、大三元が標準レンズの王者へ
代表的な大三元初期モデル
メーカー | レンズ名 | 備考 |
---|---|---|
Canon | EF 24-70mm F2.8L USM(2002年) | デジ一黎明期の大定番 |
Canon | EF 16-35mm F2.8L USM(2001年) | 広角ズームでF2.8通しを実現 |
Nikon | AF-S 17-35mm F2.8D(1999年) | ニコン伝説の広角ズーム |
Nikon | AF-S 28-70mm F2.8D(1999年) | 標準ズームの先駆け |
Nikon | AF-S 70-200mm F2.8G VR(2003年) | 手ブレ補正付き大三元望遠の原型 |
📸 2010年代 ミラーレス時代への橋渡し/II型〜III型へ
・手ブレ補正(IS/VR)や描写力の改善により、大三元は重くても“買う価値がある”存在へ
・各社とも「プロ向けの最高級ズーム群」として磨きがかかる
・各社とも「プロ向けの最高級ズーム群」として磨きがかかる
🔹 例
・Canon EF 24-70mm F2.8L II USM(2012年)
・Nikon AF-S 70-200mm F2.8E FL ED VR(2016年)
・Sony FE 24-70mm F2.8 GM(2016年)→ G Master誕生!
・Canon EF 24-70mm F2.8L II USM(2012年)
・Nikon AF-S 70-200mm F2.8E FL ED VR(2016年)
・Sony FE 24-70mm F2.8 GM(2016年)→ G Master誕生!
📌 “大三元は画質も単焦点並み”というレベルに進化
⚡ 2020年代 ミラーレス専用設計で“究極”へ
・新世代マウント(Canon RF/Nikon Z/Sony E)により、
光学的に無理のない・収差の少ない設計が可能に
光学的に無理のない・収差の少ない設計が可能に
メーカー | 大三元ミラーレス世代 | 特徴 |
---|---|---|
Canon | RF 15-35mm / 24-70mm / 70-200mm F2.8 L IS | 全て手ブレ補正付き+小型化+高画質 |
Nikon | Z 14-24mm / 24-70mm / 70-200mm F2.8 S | Zマウントの大口径設計で最高峰の描写力 |
Sony | FE 16-35mm / 24-70mm / 70-200mm F2.8 GM II | 軽量・高速AF・動画対応=現場主義の完成形 |
📝 特徴
・AFが爆速・静音(リニアモーター)
・手ブレ補正との協調制御(5軸+ISなど)
・動画でも使いやすい「呼吸のないズーム(ブリージング補正)」も進化中
・AFが爆速・静音(リニアモーター)
・手ブレ補正との協調制御(5軸+ISなど)
・動画でも使いやすい「呼吸のないズーム(ブリージング補正)」も進化中
🧠 なぜ「大三元」は重要なのか?
✅「ズームでも単焦点に迫る画質」を目指して進化してきた
✅「撮り逃せない現場」で“確実に写る”ことが使命
✅ 写真家や報道・映像現場の“標準装備”としての信頼性
✅「撮り逃せない現場」で“確実に写る”ことが使命
✅ 写真家や報道・映像現場の“標準装備”としての信頼性
📸 大三元を使った代表的な写真家(例)
写真家 | 主なジャンル | 使っていた大三元 |
---|---|---|
スティーブ・マッカリー | 報道・人物 | Nikon F & AF-S 80-200mm F2.8 |
アニー・リーボヴィッツ | ポートレート | Canon EF24-70mm F2.8L II |
映像ディレクター系 | 映画・CM・ドキュメンタリー | Sony GM三元(動画AF重視) |
🔚 まとめ
大三元レンズの歴史は、
「全シーンを撮りきるための進化」と
「信頼を積み重ねてきたプロ用標準の系譜」そのもの。
「全シーンを撮りきるための進化」と
「信頼を積み重ねてきたプロ用標準の系譜」そのもの。
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