F値(エフち/絞り値)とは

F値(エフち/絞り値)は、レンズの性能・表現・撮影設定すべてに関わる超・重要な基礎概念です。 でも「なんとなく数字が小さい方が明るい…?」で終わってる人も多いので、 ここではわかりやすく、意味・仕組み・効果・活用法を整理していきます。
🔢 F値とは? ── 絞りの開き具合(=光の入る量)を表す数値
▶︎ 定義
F値 = 焦点距離 ÷ 絞りの直径
つまり、F値が小さいほど「レンズの絞りが大きく開いている」状態 = 光がたくさん入る → 明るく撮れる!
F値 = 焦点距離 ÷ 絞りの直径
つまり、F値が小さいほど「レンズの絞りが大きく開いている」状態 = 光がたくさん入る → 明るく撮れる!
📷 たとえば 50mmレンズの場合…
F値 | 絞りの直径 | 入る光の量 | ボケの量 |
---|---|---|---|
F1.4 | 約36mm | 明るい◎ | ふわふわボケ◎ |
F2.8 | 約18mm | やや暗め | そこそこボケ |
F8 | 約6mm | 暗い/くっきり全体にピント | ボケ小 |
🌟 F値が写真に与える主な影響
① 明るさ(露出)
・F値が小さい(F1.2など)=明るく写る(暗所・夜に強い)
・F値が大きい(F8〜F16など)=暗くなる(でも表現の幅が広がる)
・F値が小さい(F1.2など)=明るく写る(暗所・夜に強い)
・F値が大きい(F8〜F16など)=暗くなる(でも表現の幅が広がる)
② ボケ量(被写界深度)
・F1.2~F2.8くらい ピントの合う範囲が“極薄”、背景ボケボケ
・F8~F16くらい 奥までピントが合い、風景・商品撮影向き
📌 「F値はボケのコントロールツール」でもある!
・F1.2~F2.8くらい ピントの合う範囲が“極薄”、背景ボケボケ
・F8~F16くらい 奥までピントが合い、風景・商品撮影向き
📌 「F値はボケのコントロールツール」でもある!
③ 画質(シャープネス)
・レンズは開放F値(最も明るい状態)では描写が甘くなりやすい
・2段ほど絞ると性能のピークに達する(“F5.6最強説”はよく聞きます。
・レンズは開放F値(最も明るい状態)では描写が甘くなりやすい
・2段ほど絞ると性能のピークに達する(“F5.6最強説”はよく聞きます。
④ 光条(絞り星)の形
・F値を大きく(=絞る)と、光源が“星型”になる
・絞り羽根の枚数・形でその光条の形も変わる(光の演出テクニックに)
・F値を大きく(=絞る)と、光源が“星型”になる
・絞り羽根の枚数・形でその光条の形も変わる(光の演出テクニックに)
🧠 F値は「光」と「表現」のバランス選び
シーン | おすすめF値 | 理由 |
---|---|---|
ポートレート | F1.4〜F2.8 | 背景をぼかして主題を引き立てる |
風景・建築 | F8〜F11 | 画面全体にピントを合わせる |
夜景・星空 | F1.4〜F2.8 | 暗い場所でも明るく撮る |
スナップ | F4〜F5.6 | 適度なボケと被写界深度の両立 |
商品撮影 | F11〜F16 | 前後にピントを合わせて情報重視 |
💬 よくある誤解あるある
誤解 | 実際は… |
---|---|
「F値が小さいほど画質が良い」 | 開放ではむしろ甘くなることも多い。絞って使うと◎ |
「F値=ズーム倍率?」 | 関係ない。F値は明るさ、ズームは画角の話 |
「F値は変えない方がいい?」 | むしろ積極的に変えると表現が広がる! |
🔚 まとめ F値は「光量の調整」かつ「表現の選択肢」
📷 F値を知る=自分の“視点”を選ぶこと。
背景をぼかす? 全体にピントを合わせる?
その都度、あなたがどう“世界を見るか”を決めているんです。
背景をぼかす? 全体にピントを合わせる?
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