ライカ(Leica)のマウントの歴史

ライカ(Leica)のマウントの歴史は、単なる規格の変遷ではなく、 カメラという道具が「工業製品」から「芸術と文化の道具」へと進化していった歴史そのもの。 ライカは“写真の在り方そのもの”を変え、今なおマウントごとに哲学と思想を持つブランドとして君臨しています。
🕰 ライカ・マウントの歴史 時系列で総覧
🔹【1931年】Lマウント(M39)登場
・世界初の35mmフィルム用レンズ交換式カメラに搭載
・39mm径のスクリューマウント(ネジ込み式)=L39/M39マウントとも呼ばれる
・フランジバック 28.8mm
・完全機械式・レンジファインダー連動
📌 ここから「ライカコピー」ブームが始まる (キヤノン、ミノルタ、ズノー、ロシアのゾルキー/フェドなど)
🔹【1954年】Mマウント登場 レンジファインダーの完成形
・バヨネット式(ねじ込みでなく、回して装着)
・M=Messsucher(独語でレンジファインダー)の頭文字
・静音性・装着性・耐久性・距離計精度が飛躍的に向上
Mマウントの特徴
特徴 | 内容 |
---|---|
内径:44mm | 非常にコンパクトで堅牢 |
フランジバック:27.8mm | ライカらしいボディサイズ維持に貢献 |
レンジファインダー連動 | マニュアルフォーカスで最高精度を実現 |
電子接点なし | 完全機械式=”感覚の写真” |
📌 ライカMマウントは現在も継続中(2020年代のM11もMマウント)
🔹【1965年】ライカRマウント 一眼レフ時代への挑戦
・バヨネット式マウント(Mとは非互換)
・一眼レフ用に開発されたもので、TTL測光や高速シャッターに対応
・電子接点は基本的になし(後年にR8/R9で一部追加)
📌 Rシステムは商業的には苦戦したが、レンズの光学性能は非常に高かった
→ 現在でもRレンズをミラーレスで使う愛好家が多い
🔹【2014年】TLマウント(APS-Cミラーレス)
・ミラーレス向けに開発されたバヨネット式マウント
・APS-Cセンサー用で、軽量・現代的なミニマルデザインが特徴
🔹【2015年〜】Lマウント(フルサイズ/APS-C共用)
・ライカ、シグマ、パナソニックによる「Lマウントアライアンス」の中核
・フルサイズ・ミラーレス用の新世代マウント
・電子制御・AF・動画対応も万全
Lマウントの仕様
要素 | 内容 |
---|---|
内径:51.6mm | RFマウントよりやや小さめだが高性能設計 |
フランジバック:20mm | 短く設計の自由度が高い |
フル電子接点 | AF/絞り/手ブレ補正/データ通信など完全対応 |
📌Lマウントは将来的なメインマウント移行の兆しとも見られている(特に映像用途)
📷 マウント別 ライカの思想の違い
マウント | 精神・哲学 | 対応カメラ例 |
---|---|---|
L39/M39 (スクリュー) |
精密機械+詩的写真の始まり | Leica II、IIIc、バルナック型全般 |
Mマウント | “機械式レンジファインダーの理想” | M3〜M11、MP |
Rマウント | 一眼レフとしての実験・挑戦 | R6、R8、R9 |
TLマウント | ライカデザインとデジタルの融合 | T、CL |
Lマウント | 現代的・映像/電子制御への拡張 | SL、CL、Q3(部分的)、Panasonic Sシリーズなど |
💬 なぜライカはマウントを変えるのか?
・ただし、「マウントが変わっても“ライカらしさ”は保たれている」のが特徴
📌 Lマウントは未来を見据えた“共同戦線”
🔚 まとめ ライカのマウントは「思想の設計図」
カメラレンズ・マウント関連サイトマップのご紹介

カメラレンズ・マウント関連サイトマップをご紹介します。
カメラレンズ・マウント関連ページのご紹介

カメラレンズ・マウント関連ページをご紹介します。
【単】写真・カメラ関連サイトマップのご紹介

写真・カメラ関連サイトマップをご紹介します。
写真・カメラ関連ページのご紹介

写真・カメラ関連ページをご紹介します。
「学ぶ」学習用関連サイトマップのご紹介

「学ぶ」学習用関連サイトマップをご紹介します。
![]() 「学ぶ」学習用関連サイトマップのご紹介 |
|||
学び/学習TOP > IT|ゲーム作り|HP作成 | |||
【IT】エディタ/正規表現|プログラミング| 【ゲーム作り】STG作り方|C言語の入門/基礎|リファレンス/サンプル文 【HP作成】WordPress|Cocoon|便利テクニック |
|||
■■│コペンギンTOP > ゲーム│ホビー│書籍・マンガ│■■ |
シューティングゲーム | ゲーム | 中古・新品通販の駿河屋
「学ぶ」学習用関連ページのご紹介

「学ぶ」学習用関連ページをご紹介
コペンギン・サイトマップ

コペンギンのサイトマップをご紹介します。
【コペンギンTOP】サイトマップ | ||||
コペンギンTOP > ゲーム│ホビー│書籍・マンガ│ | ||||
■■│コペンギンTOP > ゲーム│ホビー│書籍・マンガ│■■ |
||||
サイトマップ一覧 |
懐かしの名作から最新作までの豊富な品揃え!通販ショップの駿河屋
コペンギンサイトマップ関連ページのご紹介

コペンギン関連ページをご紹介します。
【ゲームTOP】ゲーム関連ページのご紹介

【書籍・雑誌TOP】書籍・雑誌サイトマップ関連ページのご紹介

【ホビーTOP】ホビーサイトマップ関連ページのご紹介
