「タムロンのモデル名(型番)の歴史」

「タムロンのモデル名(型番)の歴史」は、単なる製品番号の推移ではなく、 同社の技術革新・ブランド戦略・カメラ業界全体の流れとも密接に関係しています。 ここでは、タムロンの型番体系がどう変化してきたかを、時代ごとに整理して紹介します。
タムロンのモデル名(型番)の歴史【時代別まとめ】
🔹【1970〜1980年代】型番ほぼナシ or 製品ごとの記号
・この時代はまだ明確な型番体系は存在せず、 製品に応じて2桁〜3桁の英数字コードが個別に割り振られていました。
📷 例
代表モデル | 型番(当時) |
---|---|
SP 90mm F/2.5 Macro | 52B / 52BB |
300mm F/2.8 LD IF | 60B |
35-80mm F/2.8-3.5 | 01A |
🧠 特徴
・「B=バヨネット(交換マウント)モデル」
・すべて手動フォーカス、金属鏡胴時代
・同一レンズのバリエーションで B→BB という表記も
・「B=バヨネット(交換マウント)モデル」
・すべて手動フォーカス、金属鏡胴時代
・同一レンズのバリエーションで B→BB という表記も
🔎 この時代はまだ「シリーズ」で分けるというより個別製品ベースの管理。
🔸【1990〜2000年代】A〜Z+数字の型番体系の始まり
🔹 1990年代中盤 AF化の進行 → 製品整理が必要に
この時期から、現在の「A000」「B000」形式の前身となる “英字+3桁数字”の型番表記がスタート。
この時期から、現在の「A000」「B000」形式の前身となる “英字+3桁数字”の型番表記がスタート。
英字 | 意味(当時) |
---|---|
A | フルサイズ or 標準ズーム系(一眼レフ) |
B | APS-C用 or 高倍率ズーム(Di IIなど) |
F | SPシリーズ(Macro・望遠)中心 |
G / H | 特定の高倍率や超望遠など(レア) |
📷 例
・SP AF 90mm F/2.8 Macro → 72B / 272E(以降)
・AF 28-300mm F/3.5-6.3 XR Di → A061
・SP AF 90mm F/2.8 Macro → 72B / 272E(以降)
・AF 28-300mm F/3.5-6.3 XR Di → A061
🧠 ポイント
・Di(Digital)やSPの区別と対応センサーの区別を整理するために導入
・型番がシリーズ・世代の判別にも使われるようになる
・Di(Digital)やSPの区別と対応センサーの区別を整理するために導入
・型番がシリーズ・世代の判別にも使われるようになる
🔶【2010〜2020年代】現行の「A/B/F+3桁数字」体制が確立
・この時代から、Di / Di II / Di III の明記+型番体系の統一が本格化
・製品開発のペースが上がり、数字も3桁固定に
・製品開発のペースが上がり、数字も3桁固定に
📷 例
レンズ名 | 型番 | 発売年 |
---|---|---|
28-75mm F/2.8 Di III RXD | A036 | 2018年 |
SP 85mm F/1.8 Di VC USD | F016 | 2016年 |
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD | B028 | 2017年 |
🧠 補足
・A000系 ミラーレス・フルサイズ用が中心(Eマウントなど)
・B000系 APS-C用 or 高倍率ズーム用
・F000系 SPシリーズの伝統継承ライン(主に一眼レフ用)
・A000系 ミラーレス・フルサイズ用が中心(Eマウントなど)
・B000系 APS-C用 or 高倍率ズーム用
・F000系 SPシリーズの伝統継承ライン(主に一眼レフ用)
🟢【2020年代後半〜現在】モデル名はマーケティング的な意味も含む時代へ
・ミラーレス時代の現在、型番は設計思想・製品の立ち位置を明確に伝えるためのツールにもなっている。
・同時に、「型番の意味が分かる人」へのメッセージ性も強くなっている。
・同時に、「型番の意味が分かる人」へのメッセージ性も強くなっている。
📷 例
型番 | 意図 |
---|---|
A063 | A036(28-75mm 初代)からの進化モデル |
A058 | 35-150mmの“特別仕様”を示す末尾(50番台) |
B070 | Di III-A(APS-Cミラーレス)用の中核モデル |
📌 型番から分かる「隠れメッセージ」
表記 | 意味 |
---|---|
A03X | ミラーレス対応ズームの第1世代(2018〜) |
A06X | G2世代/リニューアルモデル(2021〜) |
F017 | SP 90mm Macro の5代目(17番) |
B028 | 高倍率ズーム(28=高倍率専用番号) |
🎯 まとめ タムロンのモデル名の歴史とは?
✅ 技術の進化と製品戦略を映し出す“型番の系譜”
✅ 昔は「製品ごとの記号」→ 今は「意味のある型番」へ
✅ 型番を読めれば、どんなレンズかが一目でわかる!
✅ 昔は「製品ごとの記号」→ 今は「意味のある型番」へ
✅ 型番を読めれば、どんなレンズかが一目でわかる!
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