カメラのマウントの歴史

「カメラのマウントの歴史」は、カメラとレンズの関係性の進化そのもの。 つまり、「レンズをどう付けるか=どんな表現ができるか」を決定づけてきた、写真文化の核心とも言えます。
🔧 そもそも「マウント」ってなに?
・カメラボディとレンズを接続する規格・方式のこと。
・マウントの種類が違えば、レンズは物理的に取り付けられない。
・マウントには、「機械的構造(バヨネット・スクリュー)」と「通信方式(電子接点)」の両面がある。
・マウントの種類が違えば、レンズは物理的に取り付けられない。
・マウントには、「機械的構造(バヨネット・スクリュー)」と「通信方式(電子接点)」の両面がある。
📜 カメラマウントの歴史 ざっくり年表
🔹 1920〜30年代 スクリューマウントの始まり
📷 ライカLマウント(M39)(1931)
・ねじ込み式(スクリューマウント)として誕生。
・焦点距離50mmが基準、レンズ交換式カメラの黎明期。
・ライカの影響で、多くのコピーや互換機が生まれる。
・ねじ込み式(スクリューマウント)として誕生。
・焦点距離50mmが基準、レンズ交換式カメラの黎明期。
・ライカの影響で、多くのコピーや互換機が生まれる。
🔹 1950〜60年代 バヨネットマウント時代へ突入
📷 ニコンFマウント(1959)
📷 キヤノンFL(1964)→FDマウント(1971)
📷 ペンタックスKマウント(1975)
📷 キヤノンFL(1964)→FDマウント(1971)
📷 ペンタックスKマウント(1975)
・バヨネット方式(ひねって装着)が主流に。
・より迅速な交換、頑丈さ、整った光学系を実現。
・この時代、各社が独自のマウント戦略を展開し始める。
・より迅速な交換、頑丈さ、整った光学系を実現。
・この時代、各社が独自のマウント戦略を展開し始める。
🔹 1980〜90年代 電子化マウントの登場
📷 キヤノンEFマウント(1987)
📷 ミノルタAマウント(1985)
📷 ミノルタAマウント(1985)
・AF(オートフォーカス)時代に突入。
・キヤノンEFは、機械連動を完全に廃止し、電子制御100%へ。 →これが大きな賭けだったが、結果的に大成功。
・他社は「既存マウントをAF化(例 ニコンF)」で対応。 → 互換性を保つ代わりに、構造的制約も残った。
・キヤノンEFは、機械連動を完全に廃止し、電子制御100%へ。 →これが大きな賭けだったが、結果的に大成功。
・他社は「既存マウントをAF化(例 ニコンF)」で対応。 → 互換性を保つ代わりに、構造的制約も残った。
🔹 2000年代 デジタル一眼レフ時代の成熟
・各社、AFとデジタル画像処理の最適化に向けてマウントを調整。
・ただし、この時代は「マウントの変更はできない」という空気が強かった(レンズ資産を守るため)。
・ただし、この時代は「マウントの変更はできない」という空気が強かった(レンズ資産を守るため)。
🔹 2010〜20年代 ミラーレス時代の新マウント戦争!
📷 ソニー Eマウント(2010)
→ APS-C・フルサイズの両対応/薄型ボディで拡張性◎
→ サードパーティ製レンズとの連携も積極的
→ APS-C・フルサイズの両対応/薄型ボディで拡張性◎
→ サードパーティ製レンズとの連携も積極的
📷 キヤノン RFマウント(2018)
→ フルサイズミラーレス用新マウント
→ 大口径・短フランジバックで高画質+小型化の両立
→ フルサイズミラーレス用新マウント
→ 大口径・短フランジバックで高画質+小型化の両立
📷 ニコン Zマウント(2018)
→ 史上最大級の内径(55mm)+短フランジで新しい光学設計の自由度が爆増
→ Fマウントレンズはアダプターで高互換性を確保
→ 史上最大級の内径(55mm)+短フランジで新しい光学設計の自由度が爆増
→ Fマウントレンズはアダプターで高互換性を確保
🔍 現在主流のマウントまとめ(2020年代)
メーカー | マウント名 | 主な特徴 |
---|---|---|
Canon | EF(終了)→RF | フル電子制御/高品位レンズ設計 |
Nikon | F(旧)→Z | 内径55mm/アダプターで旧レンズも対応 |
Sony | A(旧)→E | ミラーレス用/AF速く動画も強い |
Leica | M、L | M=レンジファインダー、L=ミラーレス |
Fujifilm | X、GFX(中判) | APS-Cと中判を二刀流で展開 |
Panasonic | Lマウント(ライカ連合) | シグマ・ライカと連携した共通規格 |
🔧 マウントが変わると何が変わるのか?
変化する要素 | 内容 |
---|---|
レンズの設計自由度 | 短フランジバックで、より高画質で小型なレンズが作れる |
通信スピード | AFや手ブレ補正のレスポンスが上がる |
映像表現 | 動画向け制御・リアルタイムAF性能が向上 |
ユーザーの悩み | 過去のレンズがそのまま使えない(互換アダプターがカギに) |
🎯 まとめ マウントの歴史は「写真表現の可能性の歴史」
マウントが変われば、レンズが変わる。
レンズが変われば、表現の可能性が広がる。
レンズが変われば、表現の可能性が広がる。
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