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1980年代のファミコン雑誌の栄枯盛衰
~1980年代のファミコン雑誌~
今回は
これも懐かしい1980年代の『ファミコン雑誌』の栄枯盛衰
をご紹介します。
パソコン・ゲーム雑誌・サイトマップのご紹介
パソコン・ゲーム雑誌のサイトマップをご紹介します。
君は覚えているか!?
ゲームの主流が『バソコン』から『ファミコン』に移った1985年から1986年頃、相次いで創刊された『ファミコン雑誌』を・・・
『裏ワザ』や『レビュー』のチェックに明け暮れたあの青春時代を・・・
インターネットもない時代、
『ファミコン』の情報収集源は、王様は雑誌であった・・
子供たちは、なけなしのお小遣いを握りしめ、
1冊の『ファミコン雑誌』を何度も繰り返し読み返した、そんな時代であった。
ということで、
1980年代に、隆盛を極めるた『ファミコン雑誌』をご紹介します。
創刊ラッシュだった、1985年から1986年のファミコン雑誌
ファミコンが発売された1983年当時、
すでに『ゲーム雑誌』としては、
『ログイン』(アスキー)、『テクノポリス』(徳間書店)、『コンブティーク』(角川書店)などが発売されていたんだ。
でもこの頃の『ゲーム雑誌』の『紙面のメイン』は、
『パソコンゲーム』であり、
『ファミコン』は、一部の記事で紹介されている程度だったの。
翌年1984年には、『Beep』(日本ソフトバンク)が発売されるの
紙面で『ファミコン特集』が組まれるんだけど、まだ『パソコンゲーム』と並ぶ企画の一つという扱いだったのよ。
ファミコン専門誌の登場
しかし、1985年7月、
『ファミリーコンピュータMagazine』(徳間書店)が
日本初のファミコン専門誌として創刊されると、
翌年1986年には、『ファミコン必勝本』(JICC出版局・現・宝島社)『マル勝ファミコン』(角川書店)
『ファミコン通信』(アスキー)といった、
いわゆる『4大ファミコン雑誌』、が次々と創刊されるのだ。
『4大ファミコン雑誌』の誕生ですね。
『4大ファミコン雑誌』とは
ここで、『4大ファミコン雑誌』についてご紹介させて頂きます。
『ファミリーコンピュータMagazine』(徳間書店)
『ファミリーコンピュータMagazine』は、
『編集部』が、任天堂発売のソフト(説明書)の編集も手がけるといった『コネ』を強みとして、その『情報力』を活かした企画で支持を得ることになるんだ。
『攻略記事』も充実していて、
全盛期では、ほぼ毎号攻略本の『別冊付録』が付いていたよ。
『ファミコン雑誌』とえいえば定番は、
この『ファミリーコンピュータMagazine』であった。
当時、なぜか
『徳間書店』のシューティングゲーム、
『エグゼドエグゼス』の特集に惹かれてしまい
子供にとっては、1年に1度の大イベントである
『クリスマスプレゼント』に選んでしまった・・・
『エグゼドエグゼス』は、
後に、『劣化ゲー』(大元の作品と比べて劣化したゲーム)と言われるとは露とも知らずに・・・
『エグゼドエグゼス』は、
1985年に『カプコン』が、『アーケードゲーム』として発表したゲームなんだ。
ファミコン版の『エグゼドエグゼス』は、『徳間書店』から発売されたんだよ。
『ファミリーコンピュータMagazine』の出版は、
『徳間書店』ということと同社初の『ファミコンソフト』の発売だけあって、
同時期発売のパズルゲーム『ロットロット』とともに雑誌をあげて『特集記事』を掲載したり、大きく広告が打たれていたんだ。
まさか、この地雷を踏むとは・・・
『温故知新』、情報収集は慎重に見極めなければならない事を学んだ
出来事であった。
『ファミコン必勝本』(JICC出版局・現・宝島社)
『ファミコン必勝本』は、
オールカラーの誌面と『250円』という低価格が特徴だったね。
前身は『別冊宝島シリーズ』で刊行された『ファミリーコンピュータ必勝本』というムック本だったんだ。
同時期に他社から刊行されていた同種の『攻略本』よりも
『高い年齢層』を想定した『誌面構成』が話題になり、
1986年3月8日、月刊誌『ファミコン必勝本』として正式に創刊されることになるんだ。半年後の9月には月2回刊へ移行したのだ。
『ファミコン通信』(アスキー)
『パソコン情報誌』の人気雑誌『ASCII』を出版する『アスキー』も
『ファミコン雑誌』に参入する、
それが『ファミコン通信』だよ。
『ファミコン通信』は、
1986年6月に『ログイン』の『1コーナー』として人気があった企画が、
独立する形で創刊されるんだ。
今や様々な『商品比較企画』である『クロスレビュー』は、
1986年10月5日号より開始されたこの『ファミ通』が大本なんだ。
『クロスレビュー』は、
4人の編集者が『レビュアー』としてゲームソフトをプレイし、
各人10点満点、計0点満点で採点するコーナーで、
当時とても影響力が高かったんだ、
この『クロスレビュー』によって脚光を得た新規作品も少なくなかったんだよね。
『ファミコン通信』は、1991年7月29日より、週刊誌となります。♪
『ネット情報』もない時代、
子どもたちは、限られたお小遣いで『地雷』(クソゲー)を踏まないように
『レビュアー』をくまなくチェックしてから
ゲームソフトゲットするため、断腸の思いで、おもちゃやに走ったものだ・・・
『マル勝ファミコン』(角川書店)
『マル勝ファミコン』は、
1986年4月に人気『パソコンゲーム雑誌・コンプティーク』の『1コーナー』から分離する形で創刊されたんだ。
創刊当時は、トップシェアだった『ファミリーコンピュータMagazine』と同じ月2回刊だったんだ。
1987年に連載が始まった『魁魎戦記MADARA』(原作・大塚英志/画・田島昭宇)が大ヒットしたよね。
その他の『ファミコン雑誌』
その他にも、沢山の『ファミコン雑誌』があったね。
1986年4月に創刊するも、ほどなく休刊となった『ファミコントップ』(学研)や
1986年3月に創刊され、1990年まで続いた『ハイスコア』(ハイスコアメディア社)
1986年7月、ゲーム雑誌創刊ラッシュの中で創刊され、1989年8月に休刊となった『ファミコンチャンピオン』(秋田書店)、
1985年12月創刊され、アングラな作りが一部で支持された『ゲームボーイ』(マガジンボックス)などが発売されたよ。
主な『ファミコン雑誌』の創刊一覧
ここで、主な『ファミコン雑誌』の創刊一覧(年別)を掲載させて頂きます。
創刊 | 雑誌名 | 出版社 |
1984年 | BEEP |
日本ソフトバンク
|
1985年
|
ファミリーコンピュータMagazine |
アスキー
|
ゲームボーイ |
マガジンボックス
|
|
1986年
|
ファミコン通信 |
アスキー
|
ファミコン必勝本 | 宝島社 | |
マル勝ファミコン |
角川書店
|
|
ファミコンチャンピオン |
秋田書店
|
|
ハイスコア |
ハイスコアメディア社
|
|
ファミコントップ | 学研 | |
1988年 | ファミコンBEST | 学研 |
やっぱり、1985年と1986年が『ファミコン雑誌』の創刊ラッシュの年だったんですね。
『ファミコン雑誌』の栄枯盛衰
最後に、『ファミコン雑誌』の栄枯盛衰をご紹介します。
『ファミコン通信』(アスキー):継続中
『ファミコン通信』は、
現存する唯一の週刊ゲーム誌だよ。
新作情報(広告?)を中心とした『ゲーム総合情報誌』へと編集スタイルを移行させ、
業界のトップに君題。『ファミ通Bros.』、『ファミ通Sister.』など様々な姉妹誌を生んだ。現在も、週刊で刊行中だよ。
『ファミリーコンピュータMagazine』(アスキー):1998年休刊
世界初のファミコン専門誌『ファミリーコンピュータMagazine』は、
一時期はゲーム業誌の代表格であったんだけど、『ファミ通』に次第にシェアを奪われていくんだ。
後に、『NINTENDO64』中心の『ファミマガ64』と誌名変更するも、1998年3月発売の同年5・6月合併号をもって休刊してしまうんだ。
『ファミコン必勝本』(JICC出版局・現・宝島社):1998年休刊
他誌を批判する編集方針も話題になった、異端児、『ファミコン必勝本』。
『ファミコン必勝本)は、他のファミコン雑誌を激しく批判するなど攻撃的な最集方針でも知られた雑誌だな。
1990年に入ると部数は減少し、
創刊100号を達成した直後に月刊総合誌『Hippon SUPER!』へとリニューアル。
その後機度かの改選の後、1998年5月1・15日合併号を以て休刊した。
『マル勝ファミコン』(角川書店):1997年
連載漫画も人気を博す『マル勝ファミコン』。
ゲーム攻略以外にも連載漫画にも多くのファンがいた雑誌だね。
1990年11月の『スーパーファミコン』発売に伴い、
1991年4月より『マル勝スーパーファミコン』に改題。
さらに、1996年に『マル勝ゲーム少年』と改題した後、翌1997年に休刊してしまう。
『ファミコンチャンピオン』(秋田書店):1989年休刊
ファミコン以外のソフトにも注目した、『ファミコンチャンピオン』。
1986年7月創刊し、『セガ・マークIII』や、
当時ソフト新規発売が少なくなっていた『スーパーカセットビジョン』の記事にかなりの分量を割いていたのが特徴的でだったね。
創刊からわずか3年の、1989年8月に休刊する。
『ハイスコア』(ハイスコアメディア社):1990年休刊
エックスとの訴訟が話題になった『ハイスコア』。
1986年3月に創刊、
1987年2月号で、『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』の、序置にあるの階段と全篇の写真を掲載した問題で、『エニックス』によって裁判を起こされたことが話題に。
1990年4月号で休刊になってします。
『ゲームボーイ』(マガジンボックス):1994年休刊
アングラな作りで熱烈ファンも多かった『ゲームボーイ』。
1985年2月創刊、他の『ゲーム雑誌』とは違って、アウトローな商品を扱う会社の広告が多く掲載されていたね。
1994年に休刊になってしまうよ。
ちなみに、1989年に任天堂が発売した同名の『携帯ゲーム機』(ゲームボーイ)とは無関係だよ。
『ファミコントップ』(学研):1986年
売れ行き不調で、 たったの4号で休刊する『ファミコントップ』。
1986年4月に創刊。現存する本が少なく、希少なゲーム雑誌として、
現在、ネットや古書店で高価で取引されているよ。
当時、リアルタイムでこの雑誌を定期購入していた読者は
そうとうの『通』だな。
この頃、存在すら知りませんでしたよ。
『ファミコンBEST』(学研)
最強ゲーム情報誌を謳って創刊された『ファミコンBEST』。
『学研』が『ファミコントップ』休刊後に、1988年にムック形式で6冊刊行されたよ。
強気の謳い文句(最強ゲーム情報誌)と相反して、即退場した悲運の雑誌。
『BEEP』(日本ソフトバンク):2012年休刊
『BEEP』は、1984年2月創刊。
創刊当初から、『家庭用ゲーム機』の話題を大きく取り扱うことで
他のパソコン雑誌との差別化を図った先駆者的雑誌。
『パソコン情報誌』としても人気だった、『BEEP』は
2012年に休刊。惜しまれながら28年の歴史に幕を下ろすことになるんだ。
主な『ファミコン雑誌』の休刊一覧
ここで、主な『ファミコン雑誌』の休刊一覧(年別)を掲載させて頂きます。
休刊 | 創刊 | 雑誌名 | 出版社 |
1986年 | 1986年 | ファミコントップ | 学研 |
1988年 | 1988年 | ファミコンBEST | 学研 |
1989年 |
1986年
|
ファミコンチャンピオン | 秋田書店 |
1990年 | ハイスコア |
ハイスコアメディア社
|
|
1994年 | 1985年 | ゲームボーイ |
マガジンボックス
|
1997年 |
1986年
|
マル勝ファミコン | 角川書店 |
1998年
|
ファミコン必勝本 | 宝島社 | |
1985年 | ファミリーコンピュータMagazine | アスキー | |
2012年 | 1984年 | BEEP |
日本ソフトバンク
|
継続中 | 1986年 | ファミコン通信 | アスキー |
1990年代になると、老舗の『ファミコン雑誌』も次々に休刊になっていきましたね。
ということで、今回はここまで
次回は、
第1回 1983年のファミコン時代 ~懐かしいファミコンの1983年から1990年代記~ をご紹介させて頂きます。
ご閲覧ありがとうございました。
トゥットゥルー♪
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