内蔵式メタルフード付き Nikkor レンズ‐ニコン黄金期(Ai/Ai-S)の象徴

「内蔵式メタルフード付き Nikkor レンズ」は、ニコン黄金期の象徴ともいえる存在です。 金属鏡筒・精密な機構・実用性の高さ──伝統的なニッコールらしさが強く残るシリーズです。
◆ 内蔵式メタルフードとは?
レンズ前部に 引き出し式フード(伸縮式フード) が内蔵されたタイプ。
✔ 特徴
・金属製で頑丈
・振動に強い
・いちいち外付けフードを取り付けなくてよい
・オールドニッコールの象徴
・風景・ポートレートでフレア対策が楽
・現代レンズでは珍しい“贅沢構造”
・金属製で頑丈
・振動に強い
・いちいち外付けフードを取り付けなくてよい
・オールドニッコールの象徴
・風景・ポートレートでフレア対策が楽
・現代レンズでは珍しい“贅沢構造”
ニコンの Ai / Ai-S 世代(1977〜1985頃) に多く搭載されました。
リンク
◆ 内蔵式メタルフード付き Nikkor(代表一覧)
◆ 標準〜中望遠域
| レンズ | 発売年代 | 特徴 |
|---|---|---|
| Ai-S Nikkor 105mm f/2.5 | 1981 | ポートレートの伝説。フード内蔵。 |
| Ai-S Nikkor 135mm f/2.8 | 1981 | コスパ最強の中望遠。フード内蔵。 |
| Ai Nikkor 135mm f/3.5 | 1977 | 小型軽量。写りは抜群。 |
| Ai-S Nikkor 180mm f/2.8 ED | 1982 | プロが愛したED中望遠。フード内蔵。 |
リンク
リンク
リンク
◆ 望遠域(特に有名)
| レンズ | 発売年代 | 特徴 |
|---|---|---|
| Ai-S 200mm f/4 | 1981 | 立体感抜群。軽くて写り良い。 |
| Ai-S 300mm f/4.5 ED-IF | 1983 | プロの定番。内蔵メタルフードが超便利。 |
| Ai-S 400mm f/5.6 ED | 1983 | 大口径でED搭載。内蔵フード。 |
リンク
◆ 広角・標準域で内蔵フードを持つ希少シリーズ
広角はほとんどフード内蔵がありませんが、 以下だけは珍しく付いています。
| レンズ | 備考 |
|---|---|
| Nikkor 50mm f/1.2 Ai-S | 深めの内蔵フード付き(半固定)。 |
◆ 中でも特に完成度が高いのは?
◎ Ai-S 105mm f/2.5(伝説)
・ポートレート最高峰
・金属鏡筒+内蔵フード
・コンパクトで携帯性最高
・色乗りと階調が圧倒的
・ポートレート最高峰
・金属鏡筒+内蔵フード
・コンパクトで携帯性最高
・色乗りと階調が圧倒的
◎ Ai-S 135mm f/2.8(今買えるベスト)
・美しいボケ
・軽量
・値段が安い
・内蔵フードの完成度が高い
・美しいボケ
・軽量
・値段が安い
・内蔵フードの完成度が高い
両方とも中古市場で状態の良いものが多い上、
描写の安定感が抜群です。
描写の安定感が抜群です。
◆ 内蔵式メタルフードが選ばれる理由
・撮影時のスピードが上がる
・紛失しない(外付けフードは無くす)
・金属製で歪みにくい
・オールドのデザインとして美しい
・フード伸ばし忘れが減る
・振動でもカチャつかない
・紛失しない(外付けフードは無くす)
・金属製で歪みにくい
・オールドのデザインとして美しい
・フード伸ばし忘れが減る
・振動でもカチャつかない
撮影者にとって 実用性と美しさが同居 した機構です。
◆ まとめ
・内蔵式メタルフードはニコン黄金期(Ai/Ai-S)の象徴
・105mm/135mm/180mm/200mmなど中望遠に多い
・強度と実用性がとても高く、今でも愛される仕様
・ 105mm f/2.5 か 135mm f/2.8 が最高の選択肢
・105mm/135mm/180mm/200mmなど中望遠に多い
・強度と実用性がとても高く、今でも愛される仕様
・ 105mm f/2.5 か 135mm f/2.8 が最高の選択肢
名言 「良い機構は見た目だけでなく、撮影者のリズムまでも美しくする。」
カメラレンズ・マウント関連サイトマップのご紹介

カメラレンズ・マウント関連サイトマップをご紹介します。
