AF NIKKOR 85mm f/1.8(非D)‐“柔らかく優しい描写”が魅力

AF NIKKOR 85mm f/1.8(非D) を“レンズとしての本質”“歴史”“描写の魅力”という3つの軸でまとめます。伝統的なニッコールらしさが最もきれいに残る一本です。
◆ AF NIKKOR 85mm f/1.8(非D)とは?
ニコンが1994年に発売した AF初期の中望遠単焦点。 “軽くて・明るくて・写りが良い”という三拍子が揃った名玉です。
最もバランスの良い85mm とも言われ、今でも人気が高い理由はここにあります。
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◆ ① 非Dモデルの特徴(D型と比べて何が違う?)
| 項目 | 非D(今回の型) | D型 |
|---|---|---|
| 発売 | 初代(1994) | 後期モデル |
| 重量 | 380g | 同じく380g |
| AF | ボディ内モーター駆動 | 同 |
| 描写 | 柔らかい・優しい | やや硬め・コントラスト高い |
| 距離情報 | なし | あり |
| 価格相場 | 12,000〜18,000円 | 15,000〜22,000円 |
非Dは“柔らかい光の描写”が魅力。 ポートレートらしい優しさが出ます。
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◆ ② 描写の性格
| 要素 | 特徴 |
|---|---|
| ボケ | 滑らか。二線が出づらい |
| 肌の描写 | 優しい、ザラつきにくい |
| 立体感 | 顔の輪郭が自然に浮く |
| 開放(F1.8) | わずかに滲み=美点 |
| 絞り2.8〜4 | とてもシャープで現代的 |
特に 屋外ポートレートでの“柔らかく自然”な雰囲気は、 現行レンズより好む人も多いです。
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◆ ③ D750・D800との相性
ボディ内モーター駆動なので、 D750 / D800 は完全対応。AFも問題なし。
85mmはフルサイズ機では抜群に使いやすく、 背景を綺麗に溶かして人物を引き立てます。
◆ ④ AF非Dの弱点(正直なところ)
| 弱点 | 内容 |
|---|---|
| AF音が大きめ | “ジーッ”という昔のAF音 |
| 逆光にやや弱い | フレアが出やすい |
| 最短0.85mなので寄りにくい | 顔のアップは少し距離が必要 |
ただしこれは 描写の味に繋がる部分でもあります。
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◆ ⑤ どんな撮影に向くか?
| 用途 | 相性 |
|---|---|
| ポートレート(屋外) | ◎最高 |
| スタジオ人物 | ○ |
| 街スナップ | △(距離が必要) |
| 夜景ポートレート | ○(滲みが綺麗) |
| 商品撮影 | △(寄れない) |
特に
・道端のポートレート
・公園
・海辺
・木漏れ日
・夕方の柔らかい光
などで圧倒的に美しい描写が出ます。
・道端のポートレート
・公園
・海辺
・木漏れ日
・夕方の柔らかい光
などで圧倒的に美しい描写が出ます。
◆ ⑥ AF 85mm f/1.8(非D)は“買い”のレンズか?
結論
✔ 写り・価格・扱いやすさのバランスが非常に良く
✔ 中望遠の入門や一本勝負にも理想的
✔ 写り・価格・扱いやすさのバランスが非常に良く
✔ 中望遠の入門や一本勝負にも理想的
中古でも状態が良ければ本当に満足度が高いです。
コストを抑えつつ
「ポートレートの基本を学べる上質な玉」 としては最適の一本です。
「ポートレートの基本を学べる上質な玉」 としては最適の一本です。
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◆ まとめ
・AF 85mm f/1.8(非D)は“柔らかく優しい描写”が魅力
・D型よりクラシックで人物向き
・D750/D800で実用性も高い
・軽くて明るく価格も手頃
・ポートレート専用に一本欲しいなら非常に良い選択
・D型よりクラシックで人物向き
・D750/D800で実用性も高い
・軽くて明るく価格も手頃
・ポートレート専用に一本欲しいなら非常に良い選択
名言 「良い85mmは、被写体の“内側の光”までそっと写し出す。」
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