ニコンのデジタル一眼レフカメラ（DSLR）の主要シリーズのご紹介
ニコンのデジタル一眼レフカメラ（DSLR）の主要シリーズをご紹介します。ニコンは1999年に「Nikon D1」を発表し、プロ用から初心者向けまで幅広いラインナップを展開してきました。以下、主要シリーズごとに解説します。
| カテゴリー | シリーズ名 | モデル | 発売年 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| フラッグシップシリーズ | Nikon Dシリーズ | Nikon D1 | 1999年 | ニコン初のデジタル一眼レフ（APS-Cサイズ）。報道・スポーツ用途向け |
| Nikon D2シリーズ (D2H, D2X) | 2003–2006年 | 高速連写（D2H）と高解像度（D2X）モデル | ||
| Nikon D3シリーズ (D3, D3X, D3S) | 2007–2010年 | 初のフルサイズセンサー搭載。高解像度版（D3X）と高感度性能向上版（D3S） | ||
| Nikon D4シリーズ (D4, D4S) | 2012–2014年 | 連写性能・高感度性能が向上 | ||
| Nikon D5 | 2016年 | AF性能・ISO感度をさらに強化 | ||
| Nikon D6 | 2020年 | ニコン最後のフラッグシップ一眼レフ | ||
| 高画素モデル | Nikon D800シリーズ | Nikon D800 | 2012年 | 有効3630万画素。スタジオ撮影や風景撮影向け |
| Nikon D810 | 2014年 | 有効3635万画素。画質向上と改良型センサー搭載 | ||
| Nikon D850 | 2017年 | 有効4575万画素。裏面照射型センサー採用 | ||
| ハイアマチュア 上級者向けモデル |
フルサイズ機 | Nikon D700 | 2008年 | D3の小型版でフルサイズ機の普及に貢献 |
| Nikon D600シリーズ (D600, D610) | 2012–2018年 | 廉価なフルサイズモデル | ||
| Nikon D750 | 2014年 | 軽量・高機能な人気モデル | ||
| ミドルクラス | APS-C機 | Nikon D100 | 2002年 | 初のアマチュア向けデジタル一眼レフ |
| Nikon D200 | 2005年 | 高性能でD2Xの技術を継承 | ||
| Nikon D300シリーズ (D300, D300S, D500) | 2007–2019年 | APS-C最上位機。D500は特に評価が高い | ||
| Nikon D7000シリーズ (D7000〜D7500) | 2010–2019年 | 高性能APS-C機で愛好家向け | ||
| エントリーモデル | APS-C機 | Nikon D50 | 2005年 | 初心者向けコンパクトモデル |
| Nikon D70, D80, D90 | 2004–2008年 | 中級者向け高性能エントリーモデル。D90は動画撮影機能搭載 | ||
| Nikon D3000シリーズ (D3000〜D3500) | 2009–2019年 | 初心者向け軽量機 | ||
| Nikon D5000シリーズ (D5000〜D5600) |
2009–2016年 | バリアングル液晶搭載で初心者向け高機能モデル |
1. フラッグシップシリーズ（プロフェッショナル向け）
フルサイズ（FXフォーマット）の最上位モデルで、報道・スポーツ・スタジオ撮影などのプロ用途向け。
・Nikon D1（1999年） ニコン初のデジタル一眼レフ（APS-Cサイズ）。
・Nikon D2シリーズ（2003–2006年） D2H（高速連写）、D2X（高解像度）。
・Nikon D3シリーズ（2007–2010年） D3（フルサイズセンサーを初搭載）、D3X（高解像度版）、D3S（高感度性能向上）。
・Nikon D4シリーズ（2012–2014年） D4、D4S（連写性能・高感度性能が向上）。
・Nikon D5（2016年） AF性能・ISO感度をさらに強化。
・Nikon D6（2020年） ニコン最後のフラッグシップ一眼レフ。
・Nikon D2シリーズ（2003–2006年） D2H（高速連写）、D2X（高解像度）。
・Nikon D3シリーズ（2007–2010年） D3（フルサイズセンサーを初搭載）、D3X（高解像度版）、D3S（高感度性能向上）。
・Nikon D4シリーズ（2012–2014年） D4、D4S（連写性能・高感度性能が向上）。
・Nikon D5（2016年） AF性能・ISO感度をさらに強化。
・Nikon D6（2020年） ニコン最後のフラッグシップ一眼レフ。
2. 高画素モデル（ハイエンド機）
解像度を重視したモデルで、スタジオ撮影や風景撮影向け。
・Nikon D800シリーズ（2012–2019年）
D800（3630万画素）、D810（3635万画素）、D850（4575万画素・裏面照射型センサー）。
D800（3630万画素）、D810（3635万画素）、D850（4575万画素・裏面照射型センサー）。
3. ハイアマチュア・上級者向けモデル（フルサイズ）
フルサイズ機ながら、比較的コンパクトで扱いやすいモデル。
・Nikon D700（2008年） D3の小型版で、フルサイズ機の普及に貢献。
・Nikon D600シリーズ（2012–2018年） D600、D610（廉価フルサイズ）。
・Nikon D750（2014年） D700の後継機で、軽量・高機能な人気モデル。
・Nikon D600シリーズ（2012–2018年） D600、D610（廉価フルサイズ）。
・Nikon D750（2014年） D700の後継機で、軽量・高機能な人気モデル。
4. ミドルクラス（愛好家・上級アマ向け）
APS-C（DXフォーマット）の上位機種。
・Nikon D100（2002年） ニコン初のアマチュア向けデジタル一眼。
・Nikon D200（2005年） D2Xの技術を継承した高性能機。
・Nikon D300シリーズ（2007–2019年） D300、D300S、D500（APS-Cのフラッグシップ機）。
・Nikon D7000シリーズ（2010–2019年） D7000、D7100、D7200、D7500（高性能APS-C機）。
・Nikon D200（2005年） D2Xの技術を継承した高性能機。
・Nikon D300シリーズ（2007–2019年） D300、D300S、D500（APS-Cのフラッグシップ機）。
・Nikon D7000シリーズ（2010–2019年） D7000、D7100、D7200、D7500（高性能APS-C機）。
5. エントリーモデル（初心者・入門者向け）
手軽に使えるAPS-C機で、初めての一眼レフに最適。
・Nikon D50（2005年） 初心者向けのコンパクトな一眼レフ。
・Nikon D70（2004年） 中級者向けの高性能エントリーモデル。
・Nikon D80（2006年） D70の後継機で、画質向上。
・Nikon D90（2008年） 世界初の動画撮影機能を搭載したDSLR。
・Nikon D3000シリーズ（2009–2019年） D3000、D3100、D3200、D3300、D3400、D3500（初心者向けの軽量機）。
・Nikon D5000シリーズ（2009–2016年） D5000、D5100、D5200、D5300、D5500、D5600（バリアングル液晶搭載）。
・Nikon D70（2004年） 中級者向けの高性能エントリーモデル。
・Nikon D80（2006年） D70の後継機で、画質向上。
・Nikon D90（2008年） 世界初の動画撮影機能を搭載したDSLR。
・Nikon D3000シリーズ（2009–2019年） D3000、D3100、D3200、D3300、D3400、D3500（初心者向けの軽量機）。
・Nikon D5000シリーズ（2009–2016年） D5000、D5100、D5200、D5300、D5500、D5600（バリアングル液晶搭載）。
6. ニコンの一眼レフの終焉とミラーレス移行
2022年、ニコンは一眼レフカメラの開発終了を発表し、現在はZシリーズ（ミラーレス）に完全移行しました。
まとめ
ニコンのデジタル一眼レフカメラは、プロ用のフラッグシップモデルから初心者向けのエントリーモデルまで、幅広いラインナップが展開されていました。特にD850やD500などは今でも人気が高く、中古市場でも需要があります。現在はミラーレスZシリーズが主流ですが、一眼レフの魅力も根強く、多くのファンに愛され続けています。
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