- 日本におけるレンジファインダーカメラの歴史
- 1. 戦前の日本のレンジファインダーカメラ(1930〜1940年代)
- 2. 戦後の日本製レンジファインダーカメラの台頭(1945〜1950年代)
- 3. ニコンとキャノンの台頭(1950〜1960年代)
- 4. 一眼レフ(SLR)の登場とレンジファインダーカメラの衰退(1960〜1980年代)
- 5. 現代の日本のレンジファインダーカメラ(1990年代〜現在)
- 6. まとめ 日本のレンジファインダーカメラの歴史の流れ
- 結論
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日本におけるレンジファインダーカメラの歴史

レンジファインダーカメラ(Rangefinder Camera)は、ピント合わせのための距離計(レンジファインダー)を内蔵したカメラのことです。日本では、戦後にドイツのライカ(Leica)やコンタックス(Contax)を模倣する形でレンジファインダーカメラの開発が進み、1950年代には世界的に高く評価される製品が登場しました。その後、一眼レフカメラ(SLR)の台頭によりレンジファインダーの主流は減少しましたが、現在でも一部のメーカーが製造を続けています。
時代 | 出来事 | 詳細 |
---|---|---|
1930〜1940年代 | 戦前の日本のレンジファインダーカメラ | ・1937年:千代田光学が「ミノルタ・シックス」を発売(折りたたみ式距離計カメラ)。 ・1938年:カメラ商会がライカ模倣機「ニッカ I」を開発。 ・第二次世界大戦で軍需向けにシフトし、一般向けカメラ開発は停滞。 |
1945〜1950年代 | 戦後の台頭 | ・1946年:キャノンが「Canon II」を発売(ライカコピー機)。 ・1948年:ニコンが「Nikon I」を発表(日本初の本格的35mmレンジファインダーカメラ)。 ・1947年:ミノルタが「Minolta-35」を発売(国産初の35mmフォーカルプレーンシャッター機)。 |
1950〜1960年代 | ニコンとキャノンの台頭 | ・1954年:ニコンS2がベストセラーとなり、報道写真家に人気。 ・1959年:キャノンP(ポピュレール)がコストパフォーマンスで成功。 ・日本メーカーが独自設計へ移行し、プロ市場で評価を得る。 |
1960〜1980年代 | 一眼レフ時代と衰退 | ・1959年:ニコンFが登場し、一眼レフが主流に。 ・1961年:キャノン7が集大成的モデルとして登場。 ・1966年:ヤシカ・エレクトロ35が電子制御シャッターを搭載し大ヒット。 |
1990年代〜現在 | 現代のレンジファインダーカメラ | ・1999年:コシナが「Bessa」シリーズを発売(ライカMマウント互換)。 ・2004年:エプソンR-D1が世界初のデジタルレンジファインダーカメラとして登場。 ・ライカMデジタルシリーズ(M8、M9、M10)が継続的に進化。 |
1. 戦前の日本のレンジファインダーカメラ(1930〜1940年代)
戦前のカメラ産業とライカの影響
・1930年代、ドイツのライカ(Leica)やコンタックス(Contax)が世界的に高評価を得ていた。
・日本は当時、カメラ技術ではドイツに大きく遅れをとっていたが、ライカを模倣したカメラの開発を開始。
・1930年代、ドイツのライカ(Leica)やコンタックス(Contax)が世界的に高評価を得ていた。
・日本は当時、カメラ技術ではドイツに大きく遅れをとっていたが、ライカを模倣したカメラの開発を開始。
日本初のレンジファインダーカメラ ミノルタ(1937年)
・1937年 千代田光学(後のミノルタ)がミノルタ・シックスを発売(折りたたみ式距離計カメラ)。
・1938年 カメラ商会(後のニッカ)が、ライカの模倣機「ニッカ I」を開発。
・1937年 千代田光学(後のミノルタ)がミノルタ・シックスを発売(折りたたみ式距離計カメラ)。
・1938年 カメラ商会(後のニッカ)が、ライカの模倣機「ニッカ I」を開発。
戦争による停滞(1940年代)
・第二次世界大戦(1939〜1945年)の影響で、日本のカメラ産業は軍需向けにシフトし、一般向けカメラの開発は停滞。
・第二次世界大戦(1939〜1945年)の影響で、日本のカメラ産業は軍需向けにシフトし、一般向けカメラの開発は停滞。
2. 戦後の日本製レンジファインダーカメラの台頭(1945〜1950年代)
戦後復興とカメラ産業の成長
・戦後、日本はカメラ輸出による外貨獲得を目的に、カメラ産業を発展させる。
・ライカコピー機が多く登場し、日本のレンジファインダーカメラの基盤が確立。
・戦後、日本はカメラ輸出による外貨獲得を目的に、カメラ産業を発展させる。
・ライカコピー機が多く登場し、日本のレンジファインダーカメラの基盤が確立。
主要メーカーと代表モデル
メーカー | モデル | 発売年 | 特徴 |
---|---|---|---|
ニコン (日本光学) |
Nikon I | 1948年 | 日本初の本格的35mmレンジファインダーカメラ |
キャノン (精機光学) |
Canon II | 1946年 | ライカコピー機、後のLシリーズへ発展 |
ミノルタ (千代田光学) |
Minolta-35 | 1947年 | 国産初の35mmフォーカルプレーンシャッター機 |
ニッカカメラ (後にヤシカ) |
Nicca 3-F | 1949年 | ライカIII型の模倣機 |
タナック (田中光学) |
Tanack IV-S | 1953年 | ライカM3を意識した高級機 |
3. ニコンとキャノンの台頭(1950〜1960年代)
ニコンSシリーズ(1948〜1960年)
・1948年 「Nikon I」を発表(当時はあまり注目されなかった)。
・1950年 「Nikon S」シリーズが登場し、報道カメラマンに人気。
・1954年 「Nikon S2」は当時のベストセラー機となる。
・1957年 「Nikon SP」は、ライカM3に匹敵する高性能モデルとして評価。
・1948年 「Nikon I」を発表(当時はあまり注目されなかった)。
・1950年 「Nikon S」シリーズが登場し、報道カメラマンに人気。
・1954年 「Nikon S2」は当時のベストセラー機となる。
・1957年 「Nikon SP」は、ライカM3に匹敵する高性能モデルとして評価。
キャノンLシリーズ(1946〜1972年)
・1946年 「Canon II」発売(ライカIII型コピー)。
・1956年 「Canon VT」発売(底部レバー巻き上げ機構を搭載)。
・1959年 「Canon P(ポピュレール)」はコストパフォーマンスに優れ、人気を博す。
・1946年 「Canon II」発売(ライカIII型コピー)。
・1956年 「Canon VT」発売(底部レバー巻き上げ機構を搭載)。
・1959年 「Canon P(ポピュレール)」はコストパフォーマンスに優れ、人気を博す。
ライカコピーから独自設計へ
・1950年代後半から、日本メーカーはライカコピー機から独自設計へと移行。
・特にニコンとキャノンは、プロ向け市場を意識した高級機種を開発し、海外市場でも高評価を得る。
・1950年代後半から、日本メーカーはライカコピー機から独自設計へと移行。
・特にニコンとキャノンは、プロ向け市場を意識した高級機種を開発し、海外市場でも高評価を得る。
4. 一眼レフ(SLR)の登場とレンジファインダーカメラの衰退(1960〜1980年代)
一眼レフ時代の幕開け
・1959年、ニコンが「Nikon F」を発表し、プロ市場で一眼レフ(SLR)が主流となる。
・1960年代以降、レンジファインダーカメラは徐々に衰退し、一般市場ではコンパクトカメラへシフト。
・1959年、ニコンが「Nikon F」を発表し、プロ市場で一眼レフ(SLR)が主流となる。
・1960年代以降、レンジファインダーカメラは徐々に衰退し、一般市場ではコンパクトカメラへシフト。
レンジファインダーの生き残り
・キャノン 7(1961年) レンジファインダーカメラの集大成的モデル。
・ヤシカ・エレクトロ35(1966年) 電子制御シャッターを搭載した高性能機(大ヒット)。
・キャノン 7(1961年) レンジファインダーカメラの集大成的モデル。
・ヤシカ・エレクトロ35(1966年) 電子制御シャッターを搭載した高性能機(大ヒット)。
5. 現代の日本のレンジファインダーカメラ(1990年代〜現在)
コシナ・フォクトレンダー(Voigtländer)
・1999年、コシナがフォクトレンダーブランドを復活し、「Bessa」シリーズを発売。
・Bessa Rシリーズは、ライカMマウント互換の手頃な価格のレンジファインダーカメラとして人気。
・1999年、コシナがフォクトレンダーブランドを復活し、「Bessa」シリーズを発売。
・Bessa Rシリーズは、ライカMマウント互換の手頃な価格のレンジファインダーカメラとして人気。
ライカMマウントレンズの発展
・日本のメーカーはレンジファインダー用レンズの開発を継続。
・コシナやカール・ツァイス(Cosina Zeiss ZMシリーズ)などがライカMマウントレンズを製造。
・日本のメーカーはレンジファインダー用レンズの開発を継続。
・コシナやカール・ツァイス(Cosina Zeiss ZMシリーズ)などがライカMマウントレンズを製造。
デジタル時代のレンジファインダーカメラ
・エプソン R-D1(2004年) 世界初のデジタルレンジファインダーカメラ(コシナ製造)。
・ライカMデジタルシリーズ(2006年〜) ライカがデジタルレンジファインダーを継続。
・エプソン R-D1(2004年) 世界初のデジタルレンジファインダーカメラ(コシナ製造)。
・ライカMデジタルシリーズ(2006年〜) ライカがデジタルレンジファインダーを継続。
6. まとめ 日本のレンジファインダーカメラの歴史の流れ
時代 | 主要な出来事 |
---|---|
1930〜1940年代 | 戦前、日本でライカの模倣機が開発される。戦争で停滞。 |
1950年代 | ニコンSシリーズ、キャノンLシリーズが海外で高評価。 |
1960年代 | 一眼レフ(SLR)の台頭により、レンジファインダーが衰退。 |
1970〜1980年代 | ヤシカ・エレクトロ35などがヒットするも、レンジファインダー市場は縮小。 |
1990年代以降 | コシナがフォクトレンダーを復活、レンジファインダー用レンズ市場が活性化。 |
2000年代 | エプソンR-D1が世界初のデジタルレンジファインダーとして登場。 |
結論
日本のレンジファインダーカメラは、戦後の復興期に大きく成長し、ニコンやキャノンが世界市場で成功を収めました。しかし、一眼レフの台頭により主流から外れました。それでも、コシナやライカを中心にレンジファインダー文化は細々と継続し、現在も一部の写真愛好家に支持されています。
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