レンズ保護の基本と“本当に正しい方法”‐レンズを守ることは、写真の未来を守ること

レンズ保護の基本と“本当に正しい方法”をご紹介します。
◆ レンズ保護は「3つ」を理解すると完璧です
・① 前玉を物理的に守る
・② 内部にカビを発生させない
・③ 衝撃や摩耗を防ぐ
・② 内部にカビを発生させない
・③ 衝撃や摩耗を防ぐ
この3点がレンズ保護の本質です。 順にわかりやすくご紹介します。
◆ ① 前玉の保護(物理的ダメージ防止)
● レンズフィルター(プロテクト・UV)
最も一般的な保護方法。
| 種類 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| プロテクトフィルター | 傷・汚れから守る定番 | 安物は画質劣化に注意 |
| UVフィルター | 旧来は紫外線カット用だが今は保護目的 | ほぼプロテクトと同じ |
| MCコート(マルチコート) | 逆光に強い | ニコンならNCフィルターが最適 |
※ ニコンなら Nikon NCフィルター が安心品質。
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● レンズフードによる保護
実はレンズ保護効果はフィルター以上に大きいです。
・バンッとぶつけてもフードが代わりに受ける
・指紋・雨滴が前玉に付きにくい
・光学的にもフードはメリットしかない
・バンッとぶつけてもフードが代わりに受ける
・指紋・雨滴が前玉に付きにくい
・光学的にもフードはメリットしかない
フード+フィルターの組み合わせが最強。
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◆ ② カビの防止(実はこれが最重要)
オールドレンズで最も多いトラブルはカビです。 カビ防止は“保管環境”がすべて。
● カビ防止のポイント
・湿度 40〜50% を保つ
・直射日光を避ける
・撮影後、レンズを乾かしてから収納
・密閉ケースに乾燥剤を一緒に入れる
・直射日光を避ける
・撮影後、レンズを乾かしてから収納
・密閉ケースに乾燥剤を一緒に入れる
【最強の組み合わせ】
➡ 防湿庫 + 乾燥剤 + 月一のレンズ点検
➡ 防湿庫 + 乾燥剤 + 月一のレンズ点検
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● 防湿庫がない場合
・ドライボックス(1000〜2000円)
・シリカゲル(1〜2ヶ月で交換) これで十分。
・シリカゲル(1〜2ヶ月で交換) これで十分。
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◆ ③ 衝撃・摩耗から守る方法
● レンズキャップ
前後キャップは絶対に装着。
特にオールドレンズは前玉がむき出しが多いので必須。
前後キャップは絶対に装着。
特にオールドレンズは前玉がむき出しが多いので必須。
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● 収納ケース
・個別のレンズポーチ
・インナーケース
・カメラバッグ内の仕切り
・個別のレンズポーチ
・インナーケース
・カメラバッグ内の仕切り
傷・衝撃を大きく減らせます。
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● カメラに付けっぱなしでは保管しない
カビ・ゆがみ・落下リスクが増えるので
保管時はボディと外しておくのが基本です。
カビ・ゆがみ・落下リスクが増えるので
保管時はボディと外しておくのが基本です。
◆ レンズ保護の「正しい結論」
レンズ保護は“ひとつだけ”では不十分で、
組み合わせて初めて完成します。
組み合わせて初めて完成します。
◆ まとめ(最も大事なポイント)
・フィルターで前玉を守る
・フードで光と衝撃を防ぐ
・防湿庫(またはドライボックス)でカビ防止
・使用後は乾燥 → 清掃 → キャップ → 保管
・フードで光と衝撃を防ぐ
・防湿庫(またはドライボックス)でカビ防止
・使用後は乾燥 → 清掃 → キャップ → 保管
これだけでレンズは何年でも良い状態を保てます。
名言 「レンズを守ることは、写真の未来を守ることだ。」
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