フォーカスエイド‐ニコン機が備える “MFレンズのためのピントアシスト”

フォーカスエイドは、オールドレンズ(MFレンズ)でも正確にピントを合わせるための、カメラ側の“補助機能”です。
ニコン機(D750 など)なら、FマウントのMFレンズを付けても ピントが合った瞬間に「●(緑のランプ)」が光り、合焦音(ピッ)」が鳴る仕組みです。
◆ フォーカスエイドとは?(仕組み)
| 内容 | 説明 |
|---|---|
| どこで確認する? | ファインダー内の右下に「緑の●ランプ」が点灯 |
| どう働く? | フェーズ検出AFセンサーが“合焦”を判断して通知 |
| 使えるレンズ | ほとんどのMFニッコール(Ai / Ai-S / Auto) |
| 何が便利? | ピントピークを正確に知れるので、失敗が激減 |
| AFレンズでも? | MFモードにすれば同じく使える |
昔のレンズでも “デジタル側がピントを採点してくれる” イメージです。
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◆ どのように動くのか(操作の流れ)
1. ファインダーを覗く
2. ピントリングを回す
3. 合焦に近づくと 左右の矢印(▶ ◀)が点滅
4. ぴったり合うと 中央の緑●ランプが点灯
5. 必要なら「ピッ」という合焦音も鳴る
6. シャッターを切る
2. ピントリングを回す
3. 合焦に近づくと 左右の矢印(▶ ◀)が点滅
4. ぴったり合うと 中央の緑●ランプが点灯
5. 必要なら「ピッ」という合焦音も鳴る
6. シャッターを切る
▶ カメラが「もっと手前」「もっと奥」を指示してくれるので迷わない構造です。
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◆ フォーカスエイドの精度について
| 撮影状況 | 精度 |
|---|---|
| 中央1点AF使用 | 最も正確。ほぼ外さない。 |
| 暗所 | 多少遅いが使える。F2.8以下はややシビア。 |
| 開放F1.2〜F1.4 | ピント薄いので「微調整」が必要。 |
| 動く被写体 | MFなので厳しいが、置きピンには便利。 |
D750はフォーカスエイドが特に優秀で、MF初心者でも安心です。
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◆ D750 × オールドレンズ × フォーカスエイド (ポートレート撮影での実践ポイント)
| コツ | 理由 |
|---|---|
| 中央一点でフォーカス→構図を決める | 周辺点は精度が落ちるため |
| 開放はわずかに前後に揺らして微調整 | 超浅い被写界深度を“目で微調整” |
| ライブビューではなくファインダーを使う | エイドが作動するのはファインダー側(位相差) |
| 眉毛/睫毛/目の奥の反射に合わせる | ピントピークが見やすい部位 |
85mm / 105mm のポートレートレンズと相性が抜群です。
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◆ フォーカスエイドがあると何が変わる?
・オールドレンズの弱点(ピント精度)を補ってくれる
・F1.2〜2.0の開放でも“当たるカット”が激増
・風景・スナップ・室内ポートレートで非常に便利
・「フィルム時代には不可能だった精度」で写せる
・F1.2〜2.0の開放でも“当たるカット”が激増
・風景・スナップ・室内ポートレートで非常に便利
・「フィルム時代には不可能だった精度」で写せる
つまり、
機械式レンズの味 × デジタルの精度 という最強の組み合わせになります。
機械式レンズの味 × デジタルの精度 という最強の組み合わせになります。
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◆ まとめ
フォーカスエイドは、ニコン機が備える “MFレンズのためのピントアシスト” で、緑の●ランプで合焦を教えてくれます。
オールドニッコールの魅力を最大限に引き出すために欠かせない機能で、D750では特に使いやすいです。
名言 「正確なピントは、光の中にある物語を引き出す鍵である。」
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