リコー GRシリーズのイメージセンサーの変遷

📷 リコーGRシリーズは、1996年のフィルムカメラ「GR1」から始まり、2005年の「GR DIGITAL」でデジタル化、2013年の「GR(GR V)」でAPS-Cセンサーを搭載するなど、時代ごとにセンサーを進化させてきました。
時代 | 年代 | モデル | 特徴 |
---|---|---|---|
フィルム時代 | 1996年~2001年 | GR1(1996年) | 35mmフィルム使用。高性能「GRレンズ」によるシャープな描写。 |
GR21(2001年) | 世界初の21mm超広角レンズ搭載。 | ||
ポイント: イメージセンサーなし、画質はフィルムと現像方法に依存。 | |||
デジタル時代 | 2005年~2011年 | GR DIGITAL(2005年) | 1/1.8型CCDセンサー(813万画素)、28mm F2.4レンズ搭載。高解像度画像を実現。 |
(小型センサー期) | GR DIGITAL II(2007年) | 1/1.7型CCDセンサー(1001万画素)、高感度性能と解像感が向上。 | |
GR DIGITAL III(2009年) | F値がF2.4→F1.9に進化、明るいレンズ搭載。 | ||
GR DIGITAL IV(2011年) | ハイブリッドAFを初搭載、AF性能向上。 | ||
APS-Cセンサー期 | 2013年~現在 | GR(GR V, 2013年) | APS-C CMOSセンサー(1620万画素)、ローパスフィルターレスで解像感向上。一眼レフ級画質。 |
GR II(2015年) | 同センサー使用、画像処理エンジン改良で高感度ノイズ低減強化。 | ||
GR III(2018年) | APS-C CMOSセンサー(2420万画素)、手ブレ補正初搭載、最短撮影距離10cm→6cmに短縮。 | ||
GR IIIx(2021年) | 同センサー使用、40mm F2.8新設計レンズで新しい画角提供。 |
📌 1. フィルム時代(1996年~2001年)
・フィルム時代は、高性能な「GRレンズ」によるシャープな描写が特徴
・GR21(2001年)では、世界初の21mm超広角レンズ搭載。
・イメージセンサーは存在せず、35mmフィルムが記録媒体。
・フィルムの種類や現像方法によって画質が左右される時代。
📌 2. デジタル時代(小型センサー期 2005年~2011年)

GRシリーズがデジタル化され、小型センサー(1/1.8型・1/1.7型)を搭載。
・1/1.8型 CCDセンサー(有効813万画素)
・28mm F2.4 GRレンズを搭載。
・コンパクトながらも高解像度な画像を実現。
・1/1.7型 CCDセンサー(有効1001万画素)
・画素数が増え、高感度性能や解像感が向上。
・1/1.7型 CCDセンサー(有効1000万画素)
・F値がF2.4 → F1.9に進化し、より明るいレンズを搭載。
・1/1.7型 CCDセンサー(有効1000万画素)
・ハイブリッドAF(像面位相差+コントラストAF)を初搭載し、AF性能が向上。
・CCDセンサーを採用し、発色の良さが特徴
・小型ながらも高画質を維持する設計。
・デジタル化されたが、まだフルサイズやAPS-Cセンサーではない。
📌 3. APS-Cセンサー期(2013年~現在)

2013年の「GR(GR V)」から、大型のAPS-Cセンサーを搭載し、一眼レフに匹敵する高画質を実現。
・APS-C CMOSセンサー(有効1620万画素)
・GRレンズ 28mm F2.8を新設計し、一眼レフ級の画質を実現。
・ローパスフィルターレスで解像感を向上。
・APS-C CMOSセンサー(有効1620万画素)(GR Vと同じ)
・画像処理エンジンを改良し、高感度ノイズ低減が向上。
・APS-C CMOSセンサー(有効2420万画素)
・手ブレ補正(3軸SR)を初搭載!
・センサーのサイズは変わらないが、画素数と高感度性能が大幅に向上。
・最短撮影距離が10cm → 6cmに短縮。
・APS-C CMOSセンサー(有効2420万画素)
・40mm F2.8の新設計GRレンズを採用。
・GR IIIと同じセンサーながら、スナップ撮影に適した新しい画角を提供。
・APS-Cセンサー搭載で、一眼レフ並みの高画質を実現!
・ローパスフィルターレス設計により、解像感が向上。
・手ブレ補正や高感度耐性が強化され、より実用的なカメラに進化。
📌 4. まとめ GRシリーズのイメージセンサーの進化
時代 | モデル | センサー | 有効画素数 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
フィルム | GR1, GR21 | 35mmフィルム | – | 高性能GRレンズを搭載 |
デジタル (小型センサー期) |
GR DIGITAL | 1/1.8型 CCD | 813万画素 | デジタルGRシリーズの始まり |
GR DIGITAL II | 1/1.7型 CCD | 1001万画素 | 高解像度化 | |
GR DIGITAL III | 1/1.7型 CCD | 1000万画素 | F1.9の明るいレンズ | |
GR DIGITAL IV | 1/1.7型 CCD | 1000万画素 | ハイブリッドAF搭載 | |
APS-C時代 (現在) |
GR V | APS-C CMOS | 1620万画素 | ローパスフィルターレス設計 |
GR II | APS-C CMOS | 1620万画素 | 画質向上 & Wi-Fi搭載 | |
GR III | APS-C CMOS | 2420万画素 | 手ブレ補正 & 6cmマクロ対応 | |
GR IIIx | APS-C CMOS | 2420万画素 | 40mmレンズ搭載 |

現在のGR III / GR IIIxでは、高解像度・高感度・手ブレ補正のバランスが取れたAPS-Cセンサーを搭載し、 スナップシューターとしての完成度を高めています。
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