「メールプロトコルで利用されているポート番号」のご紹介

メールプロトコルには主に以下のポート番号が使用されます。
プロトコル | ポート番号 | 説明 |
---|---|---|
SMTP | 25 | 標準的なSMTP通信に使用。スパム対策のためブロックされることが多い |
SMTP | 587 | TLS暗号化を使用する安全なSMTP (SMTPS) の標準ポート |
SMTP | 465 | SSL/TLS暗号化を使用するSMTPS用(旧式だが依然使用される) |
POP3 | 110 | 標準的なPOP3通信 |
POP3 | 995 | SSL/TLS暗号化を使用するPOP3S |
IMAP | 143 | 標準的なIMAP通信 |
IMAP | 993 | SSL/TLS暗号化を使用するIMAPS |
SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)
・ポート25: 標準的なSMTP通信に使用されます。、スパム対策のためブロックされることが多い
・ポート587: TLS暗号化を使用する安全なSMTP (SMTPS) の標準ポート
・ポート465: SSL/TLS暗号化を使用するSMTPS用(旧式だが依然使用される)
・ポート587: TLS暗号化を使用する安全なSMTP (SMTPS) の標準ポート
・ポート465: SSL/TLS暗号化を使用するSMTPS用(旧式だが依然使用される)
POP3 (Post Office Protocol version 3)
・ポート110: 標準的なPOP3通信
・ポート995: SSL/TLS暗号化を使用するPOP3S
・ポート995: SSL/TLS暗号化を使用するPOP3S
IMAP (Internet Message Access Protocol)
・ポート143: 標準的なIMAP通信
・ポート993: SSL/TLS暗号化を使用するIMAPS
・ポート993: SSL/TLS暗号化を使用するIMAPS
これらのポート番号は、メールの送受信やセキュリティを確保するために重要な役割を果たします。暗号化されたポート(587、465、995、993)を使用することで、通信の安全性が向上します。
・多くのインターネットサービスプロバイダーがポート25をブロックしているため、メール送信にはポート587の使用が推奨されます
・ファイアウォールやセキュリティソフトを使用している場合、特定のポート(例:587)への通信を許可するよう設定が必要な場合があります
・ファイアウォールやセキュリティソフトを使用している場合、特定のポート(例:587)への通信を許可するよう設定が必要な場合があります
SMTPポート25と587の違いは

SMTPポート25と587の主な違いは以下の通りです。
1. セキュリティ:
・ポート25は古くから使用されており、ユーザー認証機能がないため、セキュリティ面で脆弱です。
・ポート587は認証が必須で、TLS暗号化をサポートしているため、より安全です。
・ポート25は古くから使用されており、ユーザー認証機能がないため、セキュリティ面で脆弱です。
・ポート587は認証が必須で、TLS暗号化をサポートしているため、より安全です。
2. 用途:
・ポート25は主に受信用のポートとして使用されます。
・ポート587は主に送信用のポートとして推奨されています。
・ポート25は主に受信用のポートとして使用されます。
・ポート587は主に送信用のポートとして推奨されています。
3. ブロッキング:
・ポート25はスパム対策のため、多くのプロバイダでOP25B(Outbound Port25 Blocking)によってブロックされています。
・ポート587はこのブロッキングの影響を受けないため、メール送信に広く使用されています。
・ポート25はスパム対策のため、多くのプロバイダでOP25B(Outbound Port25 Blocking)によってブロックされています。
・ポート587はこのブロッキングの影響を受けないため、メール送信に広く使用されています。
4. 認証:
・ポート25では認証が使えないか任意です。
・ポート587では一般的に認証が必須となっています。
・ポート25では認証が使えないか任意です。
・ポート587では一般的に認証が必須となっています。
5. 暗号化:
・ポート25では暗号化がないか任意です。
・ポート587ではSTARTTLSを使用した暗号化が一般的に必須です。
・ポート25では暗号化がないか任意です。
・ポート587ではSTARTTLSを使用した暗号化が一般的に必須です。

これらの理由から、現在のメール送信には、よりセキュリティの高いポート587の使用が推奨されています。
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