葛とは ― 野にある植物が、和菓子になるまで

葛は、最初から「粉」ではありません。
日本の野山に普通に生えている、つる性の植物です。
日本の野山に普通に生えている、つる性の植物です。
葛は「植物の名前」です
葛(くず)は、マメ科の多年草です。沖縄を除く日本各地で自生し、空き地や土手、フェンス沿いなど、日常の風景の中に普通に見られます。
特徴は次の通りです。
・ 葉は三枚一組(それぞれ形が異なる)
・ つるは非常に強く、必ず左巻き
・ 夏から初秋に花を咲かせ、秋の七草の一つ
・ 地上部は毎年枯れるが、地下の根は年々太く育つ
・ 葉は三枚一組(それぞれ形が異なる)
・ つるは非常に強く、必ず左巻き
・ 夏から初秋に花を咲かせ、秋の七草の一つ
・ 地上部は毎年枯れるが、地下の根は年々太く育つ
この「地下で何年も栄養を蓄える性質」こそが、葛の本質です。
リンク
葛粉は「根」から生まれます
和菓子に使われる葛粉は、 葛の地下に育った巨大な根(葛根)から採れるでんぷんを精製したものです。
工程はとても原始的です。
・ 葛根を掘り出す
・ 砕いて水にさらす
・ 不純物を沈殿
・分離
・ 乾燥させて粉にする
・ 葛根を掘り出す
・ 砕いて水にさらす
・ 不純物を沈殿
・分離
・ 乾燥させて粉にする
この工程は、現在でも多くが手作業で行われています。 そのため本葛粉は高価で、希少性の高い素材とされています。
リンク
なぜ葛は「和菓子向き」なのか
葛粉が和菓子に重用される理由は明確です。
・ 透明感が出る
・ 口当たりがなめらか
・ 冷やしても硬くなりにくい
・ 消化が良い
これらはすべて、地下で長年蓄えられた純度の高いでんぷんによる性質です。
・ 口当たりがなめらか
・ 冷やしても硬くなりにくい
・ 消化が良い
これらはすべて、地下で長年蓄えられた純度の高いでんぷんによる性質です。
葛餅や葛切りが「涼菓」として成立するのは、この素材特性があるからです。
葛は「文化」でもあります
葛は食材であると同時に、文化でもあります。
・ 葛のつる → 葛布(静岡・大井川流域など)
・ 葛の強さ → 言葉や比喩(絡み合う感情)
・ 葛の根 → 和菓子・薬用
・ 葛の強さ → 言葉や比喩(絡み合う感情)
・ 葛の根 → 和菓子・薬用
つまり葛は、 日本の風土に根ざした総合植物資源だと言えます。
リンク
一覧で整理
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 植物分類 | マメ科・多年草 |
| 自生地 | 沖縄を除く全国 |
| 利用部位 | 地下の根(葛根) |
| 加工品 | 葛粉・葛布 |
| 和菓子用途 | 葛餅・葛切り・とろみ付け |
まとめ
・ 葛は粉ではなく、野に生える植物
・ 地下で何年も育つ根が価値の源
・ 葛粉は高度に精製されたでんぷん
・ 和菓子の食感と美しさを支える素材
・ 葛は日本の風土と暮らしが育てた存在
・ 地下で何年も育つ根が価値の源
・ 葛粉は高度に精製されたでんぷん
・ 和菓子の食感と美しさを支える素材
・ 葛は日本の風土と暮らしが育てた存在
名言 「土地を知るとは、そこに根を張るものを知ることだ。」
菓子つくり・食文化サイトマップのご紹介

自作レシピ・食文化サイトマップをご紹介します。
| 菓子つくり・食文化サイトマップのご紹介 | |||
| コペンギンTOP > ゲーム│ホビー│書籍・マンガ│ | |||
| 食文化 > 菓子 自作レシピ | |||
| 【和菓子】 歴史 年中行事 暦文化 ハレの日文化 材料 でん粉 概要 糊化と老化 糊化 糊化温度 コーンスターチ 加工 蒸し 煮る/練る(餡) 冷やし固める つく/練り上げる 焼く(歴史) つく/練り上げる 概要 大福 概要 大福の命は餅 豆大福 概要 ぜんざい 概要 歴史 おしるこ/ぜんざい 関西 白玉粉/餅粉/上新粉 白玉 概要 歴史 白玉粉 概要 餅粉 概要 もちとり粉 上新粉 概要 歴史 和菓子 みたらし団子 たれ(概要 作り方) みつ(概要 作り方 黒蜜 概要 歴史) 葛 葛とは 葛と本葛の違い 葛もち(作り方 2つの作り方) |
|||
| 【洋菓子】 クリーム 歴史 種類 使い分け 作り方 ホイップクリーム 歴史 作り方 材料 道具 泡立て器 ハンドミキサー |
「食文化 料理」関連マップのご紹介

「食文化 料理」関連サイトをご紹介します。
| 「食文化 料理」関連サイトマップのご紹介 | |||||
| ホビーTOP > プラモデル│ミリタリー│エアガン|RCラジコン | |||||
| 食文化 > | |||||
| 世界 年表 イタリア パスタ 歴史 乾燥麺技術の伝播 形状分類 スパゲッティ 歴史 ペンネ 歴史 パスタ・リピエナ 歴史 作り方 地域別パスタ 地域性 文化比較 北部(歴史) 中部(歴史) 南部(歴史 ナポリ 歴史 名産地) 日本(歴史) パスタブランド 概要 業務用 ラ・モリサーナ 生パスタ(フレッシュパスタ) 歴史 アルデンテ 概要 歴史 科学 歴史 ピザ 歴史 トマトとの出会い |
|||||
| 食材 歴史 |

