レザークラフト「カシメ」-「革を固定する強度」と「作品の見た目のアクセント」 を両立する重要な金具

レザークラフトにおける「カシメ」 を詳しく解説します。
🪙 カシメとは
・革と革を 金具(リベット)で固定するための留め具。
・打ち棒やハンドプレスで打ち込んで固定する。
・「リベット」とも呼ばれるが、レザークラフトでは 装飾性も兼ねる。
・打ち棒やハンドプレスで打ち込んで固定する。
・「リベット」とも呼ばれるが、レザークラフトでは 装飾性も兼ねる。
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🔎 カシメの種類
1. 両面カシメ
・表裏ともに丸い頭が付くタイプ。
・バッグ・ベルト・ストラップなど、両面から見える部分に使用。
・表裏ともに丸い頭が付くタイプ。
・バッグ・ベルト・ストラップなど、両面から見える部分に使用。
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2. 片面カシメ
・表側に頭、裏側は平らなキャップ。
・裏が隠れる部分や、見た目を気にしない箇所に使用。
・表側に頭、裏側は平らなキャップ。
・裏が隠れる部分や、見た目を気にしない箇所に使用。
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3. ジャンパーホック一体型カシメ
・スナップボタン兼用。財布や小物に多用。
・スナップボタン兼用。財布や小物に多用。
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4. 装飾カシメ
・星・花・ブランドロゴなど、デザイン性を持つカシメ。
・星・花・ブランドロゴなど、デザイン性を持つカシメ。
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📋 カシメの種類 × 歴史的用途対応表
| 種類 | 特徴 | 歴史的用途(時代背景) | 現代の主な用途 |
|---|---|---|---|
| 両面カシメ | 表裏ともに丸頭がつく。強度・見栄えを両立 | – 中世ヨーロッパ:馬具や鎧の接合- 19世紀:産業革命期の革ベルト・道具袋補強 | バッグ、ベルト、ストラップ、靴、ランドセル |
| 片面カシメ | 表は丸頭、裏は平キャップ。裏面は見えにくい仕上げ | – 18〜19世紀:作業靴・工具袋の補強- 見えない部分での実用重視 | 財布、内装パーツ、見えない補強部分 |
| 装飾カシメ | 頭部に模様・意匠(花・星・ロゴ)が入る。強度+装飾性 | – 古代ローマ:軍装具に模様入り金具を使用- 19世紀末:ジーンズのカシメが「デザイン性」も評価され始める | バッグ装飾、革アクセサリー、ブランドロゴ入り金具 |
📏 サイズの選び方
・ポストの長さ(足長) =「留めたい革の合計厚み+0.5〜1mm」程度が最適。
・厚みに対して短すぎる → しっかり留まらない
・長すぎる → 打ったときに歪んだり外れやすい
・厚みに対して短すぎる → しっかり留まらない
・長すぎる → 打ったときに歪んだり外れやすい
🛠️ 取り付け方法
1. 穴あけ → ポンチで革にカシメ径の穴を開ける
2. 仮留め → ポストにキャップをはめる
3. 打ち込み → 打ち棒+ゴム板/ハンドプレスで垂直に叩く
4. 確認 → しっかり潰れて外れないか確認
🎯 用途
・バッグやポーチの補強
・ベルトやストラップの接合
・革タグや装飾パーツの取り付け
・ジーンズのリベット風装飾
・ベルトやストラップの接合
・革タグや装飾パーツの取り付け
・ジーンズのリベット風装飾
✅ まとめ
レザークラフトのカシメは、
「革を固定する強度」と「作品の見た目のアクセント」 を両立する重要な金具です。 厚みに応じたサイズ選びと、正しい打ち方が美しく仕上げるポイントです。
「革を固定する強度」と「作品の見た目のアクセント」 を両立する重要な金具です。 厚みに応じたサイズ選びと、正しい打ち方が美しく仕上げるポイントです。
📌 名言 「小さな金具が、作品の強さと美しさを決める。」
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