市販グリスを買わずに、自作で安価に作る方法

「市販グリスを買わずに、自作で安価に作る方法」についてご紹介します。
必要な道具
・ステンレス皿(100均)
・コンロ(電気式推奨、直火は強すぎて難しい)
・秤
・混ぜ棒
・コンロ(電気式推奨、直火は強すぎて難しい)
・秤
・混ぜ棒
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材料
ベースオイル
・シェブロン鉱物油(20W-50)
・シリコンオイル KF-96(350cS)
・スノコ レッドフォックス(100%化学合成油、PAO系)
・シェブロン鉱物油(20W-50)
・シリコンオイル KF-96(350cS)
・スノコ レッドフォックス(100%化学合成油、PAO系)
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・油処理剤(増ちょう剤として使用、いわゆる「固めるテンプル」類似品)
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作り方の流れ
1. ベースオイル100gを皿に投入。
2. 増ちょう剤を4〜10g加える(量で硬さ調整可能)。
3. 電気コンロで加熱(80℃前後で溶解開始)。
4. かき混ぜ続けて均一に溶かす。
5. 加熱を止めて冷却しながら混ぜ続ける。
6. 70℃付近で固化 → グリス状に変化。
2. 増ちょう剤を4〜10g加える(量で硬さ調整可能)。
3. 電気コンロで加熱(80℃前後で溶解開始)。
4. かき混ぜ続けて均一に溶かす。
5. 加熱を止めて冷却しながら混ぜ続ける。
6. 70℃付近で固化 → グリス状に変化。
👉 完成品は「グリス状の潤滑剤」として使用可能。
実験結果
シェブロン鉱物油
・4g添加 普通のグリス状
・6g添加 やや硬め
・10g添加 硬すぎ(マッシュポテト状)
・4g添加 普通のグリス状
・6g添加 やや硬め
・10g添加 硬すぎ(マッシュポテト状)
シリコンオイル
・5g添加 白濁しシリコングリス風。やや緩めだが実用可能。
・5g添加 白濁しシリコングリス風。やや緩めだが実用可能。
スノコ レッドフォックス(化学合成油)
・5g添加 高性能。浸透性・油膜保持力が非常に高い。
・ただし加熱時に泡立ちやすく扱い注意。
・5g添加 高性能。浸透性・油膜保持力が非常に高い。
・ただし加熱時に泡立ちやすく扱い注意。
メリット
・激安で作れる(市販グリスより圧倒的に安価)。
・粘度を自在に調整できる。
・廃油でも作れるため、コスパ抜群。
・シリコン系はゴムやプラスチックを攻撃しない → 3Dプリンターパーツなどに有効。
・粘度を自在に調整できる。
・廃油でも作れるため、コスパ抜群。
・シリコン系はゴムやプラスチックを攻撃しない → 3Dプリンターパーツなどに有効。
デメリット・注意点
・耐熱性が低い 70〜80℃でオイル化してしまう。
・高温用途には不向き(市販グリス同様、シャーシグリス並み)。
・加熱時の臭気が強烈 → 屋外作業推奨。
・増ちょう剤を入れすぎると泡立ちやすく危険。
・高温用途には不向き(市販グリス同様、シャーシグリス並み)。
・加熱時の臭気が強烈 → 屋外作業推奨。
・増ちょう剤を入れすぎると泡立ちやすく危険。
応用・今後の課題
・耐熱性を大幅に向上させる改良法をテスト中。
・100%化学合成油を使った「超高級自作グリス」も可能。
・長期保存でも2か月以上分離なし → 実用性あり。
・100%化学合成油を使った「超高級自作グリス」も可能。
・長期保存でも2か月以上分離なし → 実用性あり。
まとめ
今回の方法は「増ちょう剤でオイルを固める」ことで誰でも簡単にグリスを自作できる裏技でした。 高温環境では使えないものの、バイク・車・農機具・樹脂パーツなど多用途に使えるコスパ最強のDIYです。
名言 「工夫ひとつで、市販品を超える価値を生み出せる。」
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