IPA × 水・グリセリン 配合調整表

IPA(イソプロピルアルコール)は「速乾」が特徴ですが、水やグリセリンを混ぜることで乾燥時間や用途を調整できます。以下に詳しくご紹介します。
| 配合 | 乾燥時間 | 主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| IPA 100%(無水) | 速乾(数秒~十数秒) | 基板洗浄、電子部品、半導体、光学実験 | 水分を全く残さず即蒸発。脱脂力強いが乾燥が早すぎて拭きムラが出やすい。 |
| IPA 70〜80% + 水 20〜30% | 中速乾(数十秒) | 手指消毒、机・家具の拭き取り、除菌 | 除菌効果が最も高い。揮発がやや遅くなり、表面に接触時間が長く残る。 |
| IPA 50〜60% + 水 40〜50% | 遅乾(1〜2分) | ガラス・レンズ拭き、カメラ清掃 | 揮発が遅いため拭きムラが減少。精密レンズやディスプレイ向き。 |
| IPA 70% + グリセリン 2〜5% | 中〜遅乾 | 防錆仕上げ(工具・刃物) | グリセリンの油膜が残り、防錆効果を付与。表面にしっとり感あり。 |
| IPA 30〜40% + 水 60〜70% + 中性洗剤少量 | 遅乾(数分) | 家庭用マルチクリーナー | 揮発が遅く油分を浮かせて落とす。テーブル・キッチンに。 |
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🧪 調整の考え方
・水を混ぜる → 乾燥が遅くなり、除菌や拭き取りに適する
・グリセリンを混ぜる → 保護膜や保湿効果が加わり、防錆や肌用に適する
・IPAを濃くする → 脱脂力・速乾性UP、ただし拭きムラや静電気リスク増
・グリセリンを混ぜる → 保護膜や保湿効果が加わり、防錆や肌用に適する
・IPAを濃くする → 脱脂力・速乾性UP、ただし拭きムラや静電気リスク増
✅ まとめ
・速乾性が欲しい → IPA濃度を高める(電子機器・基板用)
・拭きムラ防止 → 水を加えて揮発を遅らせる(レンズ・窓用)
・防錆や保湿 → グリセリンを加えて皮膜を残す(工具・手指用)
・拭きムラ防止 → 水を加えて揮発を遅らせる(レンズ・窓用)
・防錆や保湿 → グリセリンを加えて皮膜を残す(工具・手指用)
📌 名言まとめ 「揮発の速さを操ることで、IPAはただの溶剤から万能の道具に変わる。」
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