ホウ酸微量を防錆目的で加える

「ホウ酸微量を防錆目的で加える」という考え方について、詳しくご紹介します。
🔬 ホウ酸(H₃BO₃)の特徴
・弱酸性の無機化合物。
・水やアルコールに溶けやすい。
・防カビ・防錆・殺菌の効果を持つため、医薬・工業用途で広く利用。
・金属表面に薄いホウ酸塩被膜を形成し、酸化や腐食を抑える働きがある。
・水やアルコールに溶けやすい。
・防カビ・防錆・殺菌の効果を持つため、医薬・工業用途で広く利用。
・金属表面に薄いホウ酸塩被膜を形成し、酸化や腐食を抑える働きがある。
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⚡ 接点復活剤に使う場合
・役割 金属表面を保護する「犠牲膜」として働き、錆や酸化膜の進行を抑える。
・濃度 ごく微量(0.1〜0.5%程度)で十分。高濃度では結晶析出し、逆に導通障害になる可能性がある。
溶解方法
・IPAや水に少量溶かしてから、他の溶剤・オイルと混合。
・ナフサなど非極性溶剤には直接溶けにくい → 事前にIPAに溶解してブレンドするのがベスト。
・IPAや水に少量溶かしてから、他の溶剤・オイルと混合。
・ナフサなど非極性溶剤には直接溶けにくい → 事前にIPAに溶解してブレンドするのがベスト。
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🧪 自作レシピ例(防錆強化型・100ml)
・IPA 65ml
・ナフサ 25ml
・シリコンオイル(低粘度 100cSt) 9ml
・ホウ酸 0.1〜0.5g(微量)
・ナフサ 25ml
・シリコンオイル(低粘度 100cSt) 9ml
・ホウ酸 0.1〜0.5g(微量)
👉 よく攪拌し、白濁や沈殿が出ない程度に調整。
👉 IPAが揮発 → シリコン膜+ホウ酸被膜が残り、防錆性を補強。
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⚠️ 注意点
・入れすぎると白粉状に析出し、逆に接点の導通を妨げる。
・強電用途(コンセントや200V回路)には不適。
・接点洗浄効果はIPAやナフサが主で、ホウ酸はあくまで補助的な防錆剤。
・入れすぎると白粉状に析出し、逆に接点の導通を妨げる。
・強電用途(コンセントや200V回路)には不適。
・接点洗浄効果はIPAやナフサが主で、ホウ酸はあくまで補助的な防錆剤。
まとめ
ホウ酸は「ごく微量」加えることで、接点復活剤の防錆効果を底上げできます。ただし過剰は逆効果になるため、0.1〜0.5%程度に留めるのがポイントです。
名言 「防ぐ力は、ほんのひとつまみで十分。」
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