グリセリンとワセリンの違い

「グリセリン」と「ワセリン」はどちらも保湿や皮膚保護に使われる素材ですが、性質も働き方も全く異なる物質です。
| 項目 | グリセリン(Glycerin / Glycerol) | ワセリン(Vaseline / Petroleum Jelly) |
|---|---|---|
| 成分 | C₃H₈O₃(多価アルコール) | 石油由来の炭化水素ワックス |
| 性質 | ・透明で粘性のある液体・水に溶ける(親水性)・強い吸湿性 | ・半固形の油状物・水に溶けない(疎水性)・皮膚に膜を作る |
| 主な作用 | ・保湿(吸湿性):空気中や皮膚の水分を引き寄せる・柔軟作用 | ・保護(閉塞性):皮膚表面に油膜を張って水分蒸発を防ぐ・外部刺激の遮断 |
| 使い方 | ・化粧水・ローションに添加(保湿成分)・手作り化粧品、石鹸・食品添加物として甘味・保湿 | ・乾燥肌・リップ・ハンドクリーム・医療用軟膏の基材・摩擦や外傷部の保護 |
| メリット | ・水と相性がよい・しっとりする保湿感 | ・肌バリアを強化・低刺激・アレルギー性が低い |
| デメリット | ・高濃度だと逆に乾燥感(強い吸湿で水分奪う) | ・油膜感でベタつきやすい・ニキビ肌では毛穴をふさぐことも |
✅ ポイント整理
・グリセリン → 水分を「引き寄せる」保湿剤(吸湿性保湿)。
・ワセリン → 水分を「逃がさない」保護剤(閉塞性保湿)。
・グリセリン → 水分を「引き寄せる」保湿剤(吸湿性保湿)。
・ワセリン → 水分を「逃がさない」保護剤(閉塞性保湿)。
👉 つまり グリセリン=肌に水を与える/ワセリン=水を逃がさないフタ という違いです。
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📝 まとめ
・グリセリンは「潤いを補給」、ワセリンは「潤いを守る」。
・両方を組み合わせると 補給+保護 の相乗効果でより高い保湿が可能。
・グリセリンは「潤いを補給」、ワセリンは「潤いを守る」。
・両方を組み合わせると 補給+保護 の相乗効果でより高い保湿が可能。
📜 名言 「潤いを与えるのがグリセリン、守るのがワセリン」– 化粧品研究者
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