石鹸=脂肪酸ナトリウムの基本‐油と水を和解させる小さな科学者

石鹸は化学的にいえば 脂肪酸ナトリウム(または脂肪酸カリウム) のことです。 つまり「油脂+アルカリ → 脂肪酸塩(石鹸)+グリセリン」というシンプルな化学反応で生まれます。
✅ 化学式イメージ
・脂肪酸の一般式 R–COOH (R=炭化水素鎖)
・ナトリウム塩(石鹸) R–COO⁻ Na⁺
・ナトリウム塩(石鹸) R–COO⁻ Na⁺
👉 この「R–COO⁻ Na⁺」が石鹸の正体。
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⚗️ 生成反応(鹸化反応)
油脂(トリグリセリド)+ 苛性ソーダ(NaOH) → 脂肪酸ナトリウム(石鹸)+ グリセリン
トリグリセリド(油脂) + 3 NaOH ↓ グリセリン + 3 R–COO⁻Na⁺(石鹸)
🌟 石鹸の性質(界面活性作用)
・R部分(炭化水素鎖)= 疎水性(油になじむ)
・COO⁻ Na⁺部分(カルボキシラート基)= 親水性(水になじむ)
・COO⁻ Na⁺部分(カルボキシラート基)= 親水性(水になじむ)
👉 この「疎水基+親水基」の二重性で 界面活性剤 として働き、油汚れを水に分散・乳化して落とす。
🧴 脂肪酸の種類と石鹸の性質
・ラウリン酸ナトリウム(ココナッツ油由来) → 泡立ちが良い
・オレイン酸ナトリウム(オリーブ油由来) → 肌にやさしい
・パルミチン酸ナトリウム(パーム油由来) → 硬めの石鹸になる
・オレイン酸ナトリウム(オリーブ油由来) → 肌にやさしい
・パルミチン酸ナトリウム(パーム油由来) → 硬めの石鹸になる
👉 どの油脂を使うかで石鹸の硬さ・泡立ち・使用感が変わるのがDIY石鹸の魅力。
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📝 まとめ
・石鹸=脂肪酸ナトリウム(R–COONa)
・油脂と苛性ソーダの鹸化反応で得られる
・「親水性+疎水性」の構造により洗浄力を発揮する
・油脂と苛性ソーダの鹸化反応で得られる
・「親水性+疎水性」の構造により洗浄力を発揮する
📜 名言 「石鹸は、油と水を和解させる小さな科学者である」– 化学教育者
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