La Molisana（ラ・モリサーナ）‐イタリアの代表的なパスタブランドのひとつ

・正式名称 La Molisana S.p.A.
・創業 1912年
・本拠地 モリーゼ州カンポバッソ（Campobasso）、イタリア中南部
・製品ライン 乾燥パスタ、生パスタ、小麦粉、クスクスなど
・特長 硬質デュラム小麦100％使用、低温長時間乾燥による風味保持

・1912年 パスタ工房として創業。当初は地域限定販売。
・20世紀中頃 機械化・量産化を進め、イタリア国内で流通拡大。
・1980年代以降 国外輸出を開始し、北米・アジア・中東へ進出。
・2011年 ポモランジ家が経営を引き継ぎ、ブランドをリニューアル。高品質路線を強化。
・現代 世界50か国以上で販売される国際ブランドに成長。

原料
・高たんぱく質（約14％前後）の硬質デュラム小麦セモリナ粉を使用。
・弾力があり、アルデンテの食感を保ちやすい。

製法
・ブロンズダイス押出し成形 表面にざらつきがあり、ソースが絡みやすい。
・低温長時間乾燥（約12〜36時間）。

形状の豊富さ
・スパゲッティ、リングイネ、ペンネ、リガトーニ、フジッリ、オレキエッテなど全90種以上。

・プレミアム寄りの大衆ブランド ディ・チェコ（De Cecco）、バリラ（Barilla）と並び、イタリア外でも知名度が高い。
・価格帯 中価格帯（輸入スーパーや高級食材店で販売されることが多い）。

・輸入食品店（カルディ、成城石井など）や高級スーパーで販売。
・飲食店（特にイタリアンレストラン）でも業務用として採用されることが多い。
・パッケージは透明窓付きの白地デザイン＋青ロゴが特徴