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PAD.Console.Host.exe ‐PADのフローをバッチやスケジューラで自動実行

PAD.Console.Host.exe ‐PADのフローをバッチやスケジューラで自動実行 業務アプリ
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PAD.Console.Host.exe ‐PADのフローをバッチやスケジューラで自動実行

`PAD.Console.Host.exe` は、Power Automate for Desktop（PAD）で作成したフローをコマンドラインから実行するための実行ファイルです。 これを利用することで、バッチファイル（.bat）やタスクスケジューラからPADのフローを自動実行できます。

✅ 基本情報

項目 内容
ファイル名 PAD.Console.Host.exe
配置場所（標準） C:\Program Files (x86)\Power Automate Desktop\
目的 Power Automate for DesktopのフローをCLIで実行
利用方法 タスクスケジューラ、バッチファイル、コマンドプロンプトなどから起動
対応状況 無料版のPower Automate for Desktopでも使用可能

🛠 使い方（基本構文）

bat
"C:Program Files (x86)Power Automate DesktopPAD.Console.Host.exe" run --flow "フロー名"
・`”フロー名”` は、PAD上で作成したフローの正確な名前
・パスにスペースがあるため `”（ダブルクォーテーション）”` で囲むことが推奨されます

🧪 使用例

📄 バッチファイル例 `runPAD.bat`

bat
@echo off
REM PAD フローの実行スクリプト
SET PAD="C:Program Files (x86)Power Automate DesktopPAD.Console.Host.exe"
SET FLOW="請求書自動処理"

%PAD% run --flow %FLOW%

📋 実行結果メッセージ例

状況 表示メッセージ
正常実行 Flow executed successfully.
フロー名誤り Could not find flow: フロー名
実行失敗 Failed to execute flow. など

📌 注意点

項目 内容
フロー名 正確な名称を指定（スペース・全角注意）
実行ユーザー 対象フローがログイン中のユーザーに所属している必要あり
管理者権限 一部環境では「管理者として実行」が必要
無人実行 ログイン状態でなければ動作しない（→Unattendedライセンスで対応）

📁 応用 ログ出力付き実行

bat
"C:Program Files (x86)Power Automate DesktopPAD.Console.Host.exe" run --flow "データ収集フロー" >> "C:Logspad_log.txt" 2>&1

💬 まとめ

・`PAD.Console.Host.exe` を使えば、PADのフローをバッチやスケジューラで自動実行できる
・無料版PADでも使えるため、日次業務の自動化・定時実行に最適
・エラー対処やログ出力を組み合わせることで、堅牢な運用が可能に
💡「クリックを減らす者は、明日を変える者なり。」 — コペンギンのRPA開発信条
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