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Windows 11 の自動ログイン設定

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Windows 11 の自動ログイン設定

Windows 11での「自動ログイン設定」は、PCの起動時にパスワードを入力せずに、特定のユーザーで自動的にログインさせる設定です。 Power Automate for Desktop(PAD)を無人でスケジュール実行したい場合に有効です。

✅ 自動ログイン設定の目的

利用ケース 説明
RPAの自動実行 PC再起動後も自動でログインし、タスクスケジューラによるPAD実行が可能に
キオスク端末運用 常時起動状態にするための基本設定
深夜・休日の自動処理 人の操作なしでログイン済状態を保つ

🛠 自動ログインの設定手順

① ユーザー選択画面を無効にする

1. `Win + R` キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
2. `netplwiz` と入力 → Enter
3. 「このコンピューターのユーザー」一覧から対象ユーザーを選択
4. 「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」  → ✅ チェックを外す
5. 「OK」をクリックすると、パスワード入力画面が表示される
6. 対象ユーザーの パスワードを2回入力して「OK」

② 自動ログインレジストリの確認(補足)

より強制的に設定したい場合
1. `Win + R` → `regedit` でレジストリエディタを開く
2. 以下のキーに移動
HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREMicrosoftWindows NTCurrentVersionWinlogon
3. 以下の値を設定(存在しない場合は作成)
値の名前 種類 設定値
AutoAdminLogon 文字列 1
DefaultUserName 文字列 対象ユーザー名
DefaultPassword 文字列 パスワード
DefaultDomainName 文字列 ローカル名 or ドメイン名(必要な場合)

※レジストリ編集は慎重に。誤ると起動不能になる場合があります。

🔐 注意点(必読)

項目 内容
セキュリティリスク 他人が物理的にPCへアクセス可能な環境では非推奨
企業利用 Active Directoryドメイン配下ではグループポリシーによる制御が優先される場合あり
共有PC 複数ユーザー使用の場合は設定非推奨

💡まとめ

・自動ログイン設定により、Windows起動後にログイン画面をスキップしてすぐにRPAなどを開始可能
・タスクスケジューラやPADの「完全自動実行」に不可欠な設定
・セキュリティと利便性のバランスに注意
💡「誰かが操作する前に、すでに働いている。それが真の自動化だ。」 — コペンギンの無人化戦略
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