「ゲーミングディスプレイを購入する際のポイント(VRR/HDMI・Display Port/ケーブル)」についてご紹介
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今回は、「ゲーミングディスプレイを購入する際のポイント(VRR/HDMI・Display Port/ケーブル)」についてご紹介します。
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ゲームに役立つ仕様・機能の役割世代を把握しておきましょう
【1】可変リフレッシュレートはPC側と液晶側の対応が必要
【2】HDMIとDisplay Portはバージョンで仕様が変わる
【3】ケーブルにもバージョンがある。古いケーブルの使いまわしには注意
【2】HDMIとDisplay Portはバージョンで仕様が変わる
【3】ケーブルにもバージョンがある。古いケーブルの使いまわしには注意
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【1】可変リフレッシュレートはPC側と液晶側の対応が必要
ゲーミングディスプレイの基本機能「可変リフレッシュレート（VRR）」
ゲーミング液晶の基本機能と言える「可変リフレッシュレート」。Variable Refresh Rateを略してVRRと表記されることも多いのですが、これはPCの描画(フレームレート)に合わせて液晶のリフレッシュレートを変化させるというものです。
| DVI/HDMI/DisplayPort（デジタルディスプレイインターフェース）規格、転送速度一覧のご紹介 | |
| 規格名 | 最大解像度 (リフレッシュレート) |
| シングルリンクDVI | 1,920×1,200 (60Hz) |
| デュアルリンクDVI | 2,560×1,600 (60Hz) |
| HDMI 1.0~1.2a | 1,920×1,080 (60Hz) |
| HDMI 1.3~1.3a | 2,560×1,440 (60Hz) |
| HDMI 1.4~1.4a | 3,840×2,160 (24Hz) |
| HDMI 2.0~2.0b | 3,840×2,160 (60Hz) |
| HDMI 2.1 | 7,680×4,320 (60Hz) |
| DisplayPort 1.0~1.1a | 2,560×1,600 (60Hz) |
| DisplayPort 1.2~1.2a | 3,840×2,160 (60Hz) |
| DisplayPort 1.3 | 5,120×2,880 (60Hz) |
| DisplayPort 1.4~1.4a | 7,680×4,320 (60Hz) |
| DisplayPort 2.0 | 15,360×8,460 (60Hz) |
| Thunderbolt 3/4 | 7,680×4,320K (60Hz) |
「可変リフレッシュレート（VRR）」の強み
PCと液晶で映像書き換えのタイミングが合わないため画面がズレる「テアリング」、描画がカクつく「スタッタリング」といった問題を解決できるのが最大の強みです。
VRR機能を利用するには
ただし、これを利用するにはPC側と液晶側両方の対応と設定が必要になる。PC側としてはNVIDIAのG-SYNC及び、互換のG-SYNC Compatible、AMD Free Synchがあり、それぞれ対応するビデオカードが必要になります。
液晶側も対応する規格は異なるので、導入を考えるなら双方の対応状況を確認が必要です。
| NVIDIA G-SYNC、AMD FreeSync対応条件一覧 | ||
| 項目 | NVIDIA G-SYNC/ G-SYNC Compatible |
AMD FreeSync |
| 対応GPU | GeForce GTX650Ti BOOST以降 (CompatibleはPascal以降) |
RadeonRX200シリーズ以降、 NVIDIAGeForce10シリーズ以降 |
| 映像入力 | DisplayPort (Compatibleは一部HDMIあり) |
DisplayPort、HDMI |
| 対応リフレッシュレート | 1MHz~ディスプレイの最大 (Compatibleは40MHz~) |
30MHz~ディスプレイの最大 |
| HDR | ディスプレイが対応していれば併用可能 | |
G-SYNC Free Syncなど可変リフレッシュレートに対応する液晶のリストはNVIDIA、AMDそれぞれのWebサイトで公開されています。
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【2】HDMIとDisplay Portはバージョンで仕様が変わる
HDMI、DisplayPortと一口に言っても、「バージョン」によって解像度やリフレッシュレートの上限や、どのバージョンに対応しているかは機器によって決まっています。
4K/144Hz以上で使用するには？
4K/144Hz以上で使用するには、Display Port1.4以上、HDMI2.1以上のディスプレイが必要になります。
HDMI2.1をサポートするGPU製品
もちろんPC側にも注意が必要。HDMI2.1をサポートするのは、GeForce RTX3000シリーズおよびRadeon RX6000シリーズからのモデル。
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4Kの高リフレッシュレートに対応したDisplay Port1.4製品
いち早く4Kの高リフレッシュレートに対応したDisplay Port1.4は、GeForceGTX700シリーズ及び、Radeon RX400シリーズからと古くからサポートされています。
高リフレッシュレート表示はDisplay Port接続時のみというゲーミング液晶も多く、液晶を使うときは、映像入力の仕様とビデオカード側の仕様、両方を確認することが大切です。
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【3】ケーブルにもバージョンがある。古いケーブルの使いまわしには注意
【1】映像入力規格のバージョンを確認する。 【2】液晶ディスプレイの解像度やリフレッシュレートの上限を確認する。
【1】映像入力規格のバージョンを確認する
複数の映像入力を備える液晶は多いが、同じHDMIでもポートによって2.0、2.1など異なる場合がある。利用する上で注意してください。
【2】液晶ディスプレイの解像度やリフレッシュレートの上限を確認する。
HDMI、DisplayPortのバージョンは液晶のスペックで確認できます。ただし、解像度やリフレッシュレートの上限は製品ごとに異なる点に注意が必要です。
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| HDMI規格・性能一覧 | |||
| 種類 | 主な解像度 | 最大 リフレッシュ レート |
伝送速度 |
| HDMI2.1 (ウルトラハイスピード) |
HD,フルHD, WQHD, 4K,8K,10K |
8K/60Hz(圧縮), 4K/240Hz(圧縮), WQHD/240Hz, フルHD/240Hz |
42.6Gbps |
| HDMI2.0 (プレミアムハイスピード) |
HD,フルHD, WQHD,4K |
4K/60Hz, WQHD/120Hz, フルHD/240Hz |
14.48Gbps |
| HDMI1.3/1.4 (ハイスピード) |
HD,フルHD, WQHD,4K |
4K/30Hz, WQHD/75Hz, フルHD/144Hz |
8.16Gbps |
| HDMI1.2以前| (スタンダード) |
HD,フルHD, WQHD |
WQHD/30Hz, フルHD/60Hz |
3.96Gbps |
| DisplayPort規格・性能一覧 | |||
| 種類 | 主な解像度 | 最大リフレッシュレート | 伝送速度 |
| DisplayPort2.0 | HD,フルHD, WQHD, 4K,8K,10K,16K |
8K/60Hz,4K/144Hz, WQHD/180Hz, フルHD/240Hz |
77.37Gbps |
| DisplayPort1.4 | HD,フルHD, WQHD,4K,8K |
8K/60Hz(圧縮), 4K/144Hz(圧縮), WQHD/180Hz, フルHD/240Hz, |
25.92Gbps |
| DisplayPort1.3 | HD,フルHD, WQHD,4K |
4K/120Hz, WQHD/180Hz, フルHD/240Hz |
25.92Gbps |
| DisplayPort1.2 | HD,フルHD, WQHD,4K |
4K/75Hz, WQHD/165Hz, フルHD/240Hz |
17.28Gbps |
| DisplayPort1.0/1.1 | HD,フルHD, WQHD,4K |
4K/30Hz, WQHD/60Hz, フルHD/144Hz |
8.64Gbps |
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ケーブルの対応にも気を付けよう
ケーブル対応で確認することをご紹介します。
【1】HDMI、DisplayPortバージョンの確認
【2】コネクタ形状の確認
【2】コネクタ形状の確認
【1】HDMI、DisplayPortバージョンの確認
HDMI、DisplayPortのバージョンはケーブルHDMIにも当てはまります。ケーブルによって対応できるバージョンは異なります。
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ディスプレイは買い替え時には、ケーブル対応も要確認
ディスプレイは買い替えたけど、ケーブルは今まで使っていたものを流用すると、性能が正しく発揮できなかったり、表示できない可能性もあるので注意が必要です。
HDMIとDisplayPortは下位互換があるので、最新バージョンに対応していれば、古いバージョンの環境でも動きます。
コネクタ形状も確認
また、コネクタ形状の確認も大切です。HDMIはPCでは一般的なタイプA以外がスタンダードですが、GeForceGTX500/600時代は、ミニ形状を採用されていました。
HDMIコネクタは3種類、DisplayPortは2種類
HDMIにはコネクタの種類として一般的なタイプAのほか、ミニとマイクロ形状があります。DisplayPortも一般的な形状に加えて、ノートPCでの採用例が多いMini Display Portが存在します。
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Display PortのMini形状はノートPCの外部出力や一部のディスプレイの入力端子としても採用されています。
ケーブルによって対応するバージョンは異なります。購入時にパッケージなどで確認しておこう。バージョンが合わないと高リフレッシュレートに設定できないといったトラブルが起きる可能性があります。
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