【初代天誅（忍凱）攻略】力丸編・あらすじ（セリフ・名言）のご紹介 ~名作PS・PS2・PSP天誅シリーズ攻略~

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今回は、初代天誅（忍凱旋）【力丸編】のあらすじ（セリフ・名言）をご紹介させて頂きます。

【名作】天誅シリーズ・サイトマップをご紹介します。

初代天誅（忍凱旋）は、

• 2作目、天誅弐の7年後、
• 3作目、天誅参の1年前の物語です。

初代天誅の主人公は、東忍流の忍者、力丸とくノ一の彩女です。

この二人の大枠のあらすじは、同じなのですが、力丸と彩女の立場や性格によりセリフが変化します。

あらすじのセリフから二人の特徴を垣間見ることができますので、注目してみて下さい。

初代天誅の任務（あらすじ）は、全部で10、
そして、12人のボスキャラが登場します。

天誅シリーズの歴代のナレーションは、

• 天誅弐で、納谷六郎が担当した作品以外は、
• すべて小林清志（ルパン三世の次元役）が担当されています。

人は死して名を残し、忍者は死して影すら残さず

時は戦国、群雄が割拠し多くの血涙が地を濡らす

この時代、野心を捨てただ国と民の安寧のみを願う大名が居た、その名は郷田松之信。

一人娘の菊姫と老中、関谷直忠に支えられるこの男を闇より支える二つの影あり。

その正体は東忍流頭目、力丸とくノ一彩女。

松之信は領内外を騒がす不埒な輩を二人に誅殺させてきたのだ。

そして今宵も二つの影が悪に天誅を下す！

任務一から八までは、藩主、松之信から依頼された任務をこなすことになり、

• 越後屋や悪代官、スペイン海賊そしてカルト教団の教祖を天誅し、
• また時には密書を運んだり、姫の病気を治す薬草を採るため山登りなどをしていく任務です。

そして任務九、十でいよいよ鬼面率いる忍者集団との戦い、ラスボス冥王と対決することになります。

城下で絶大な権力を持つ越後屋の欲求は止まることを知らず、人々の生活を、苦しめ続けていた。

覚えのない借金に法外な高利をつけらけ、嘆く町民。

返せなければ、金で集めた無宿者や浪人を使い、非道を繰り返す。

事実を知った郷田家の重臣たちは、越後屋を白州の場に立たせるべく、すぐさま証拠を探した。

しかし、狡猾な越後屋が己の手を汚そうはずもなかった。
表では裁けない現実に、郷田松之信は影を刺客に出すことを決意する。

【郷田松之信】越後屋を誅せよ。

【越後屋】 ほぉれ、ほぉれ、ほぉれ、ほぉれ、ほぉれ

【娘】きゃあぁぁ～

【越後屋】なっ、何者っ

【力丸】悪行の数々、見逃すわけにはいかん

【越後屋】く、曲者じゃ、出会えっ、出会えぇぇぇぇ～

【佐々木半兵衛】曲者め、我が剣の切れ味、身をもって知るがいい

【力丸】退けっ、邪魔立てすれば斬る

【佐々木半兵衛】ぐあぁぁぁ～～

【力丸】越後屋め、どこへ…

【越後屋】くっ来るなぁ…だっ誰かっ。たたた…助けてくれぇぇぇ

【力丸】貴様の用心棒は始末した。覚悟っ

【越後屋】わっ、わしの…わしの金がぁぁぁぁ…ぐぅっ

【力丸】己の悪行、地獄で悔いるがいい

天誅参では、二代目、越後屋徳兵衛が登場し、お約束の

お主も悪じゃのー、いえいえお代官様こそ・・・

と悪役名コンビ（那須と越後屋）として登場することになります。

隣国の事情を記した書状を携え、君主郷田松之信の下へ急ぐ。

帰路も残りわずかとなり、見覚えのある城下に辿り着こうとしたその時、月明かりに照らされた自らの影と併意(へいそう)する、無数の気配があった。

何者かが懐にある密書をねらい、城下町に紛れ込んでいる。

城で待つ主の下まで、無事だとり着かねばならない。

【関谷】殿、ご安心めされい。必ず戻ってまいります。

隣国に潜伏していた忍からの連絡が途絶えた。

その後、城まで帰り着いた者の話によると、仲間の忍びが国境(くにさかい)に広がる『虎鶫(とらつぐみ)の森』を抜けた山中の地下牢に捕えられ、拷問を受けているという。

時をかければ仲間の命は危ない

忍のおきてを破ろうとも見殺しすることはできん。頼む、行ってくれ。

【遇】 ぐぅぉぉぉ
駄目だぁ…腹減った…グゥ…

【力丸】おかしな奴め、迷わず成仏せい

【鬼陰】ふっ、なかなかやるものよのう

【力丸 】何奴っ

【鬼陰 】我が名は鬼陰
いずれ郷田ともども
貴様らの首をもらい受ける
それまでにせいぜい精進しておけ
はははははははははははは

【彩女】ちょっと遅かったんじゃない

【力丸】少しは素直になったと思えば…

【彩女】まあ、今回ばっかりは
礼を言っておくよ

永きに及んだ戦乱は影を潜め、一時の平安に領民は歓を尽くしていた。

とは言え、不安な空気が消え去った訳ではない。

郷田に監視の命を受けた者達は各地へ散り、程なくして、一人が郷田の懸念に対する裏づけを得る。

初霜を待たずに、我が領内への侵攻がはじまる…
しかと…殿に伝えられよ……

備えを急がねば、またしても平和な城下が戦火にさらされるであろう。

仲間から託された伝書を懐に収め、闇に紛れて林野を駆け抜け、最後の峠も中腹に差し掛かっていた。

【力丸】女子(おなご)が門前で夜稽古とは物騒な…

【田鶴】そこの者待たれよ
こんな夜更けの峠道を何処へ急がれる

【力丸】関を通ると言えば

【田鶴】 それなりの覚悟をしていただきます
腕自慢の殿方こそ倒し甲斐もあるというもの、いざっ

【田鶴】あぁぁぁ…兄…上…

【力丸】そなたの腕前相当なものでござった
戦国の世でなければ女としての幸せを掴んだであろうに…

ここさえ超えれば城下まであと僅か

【尖十郎】門前では某の妹、田鶴が失礼な真似を

【力丸】先程の女武者は妹君でござったか
拙者、故あって城下まで急ぎの途中。ここは通していただく

【尖十郎】勤めの大事は拙者とて同じ、黙って通すわけにはまいらぬ

某は明神双牙流師範、明智尖十郎と申す。
ここはひとつ手合わせ願おう

【力丸】東忍流の名に賭け、全力でお相手いたす

【尖十郎】こ、これほどの者と手合わせできようとは、我が生涯に…悔い無し…

【力丸】世に聞こえし明神双牙の技、見事であった。

越後屋亡き後、屋敷に残された台帳から背後関係を辿ると、郷田家の台所事情を一手に握る勘定奉行片岡の名が浮かび上がる。

港の荷揚げ、地均しに伴う利権の全てを子飼いの商人に与え、裏で糸を引き、私服を肥やしていたのである。

今に至る片岡の功績は大きく、知らせを受けた郷田は迷う。

しかし、自ら掲げた大義滅説(たいぎしんをめっす)の家訓に、背く事は許されなかった。

陰に居て枝を折る者。許すは大義に反する。片岡にわしの意を伝えい。

【彦根】まったく片岡様も銭儲けが好きなお方だ…

【片岡】どうした備前屋、いつもより多いではないか

【備前屋】いえいえ、片岡様あっての備前屋
ふふふふ、ほんの気持ちでござります

【片岡】心得ておるではないか、そちも悪よのぉ

して、何が望みじゃ

【備前屋】明くる月の河岸工事の入札は是非とも…

【片岡】ふはははははは

任せておけぃ。

だが越後屋のこともある、そちも慎重にな

【備前屋】へへえ

【力丸】彦根殿、片岡様はどちらへ

【彦根】貴様は確か殿の影…

ふふふふ

飛んで火にいる夏の虫とはまさにこのこと、返り討ちにしてくれるっ。

【彦根】ま、待て・・い、い、命だけは…

【力丸】もう一度だけ伺う、片岡様はどちらに

【彦根】だ…旦那様はで、出かけられた

そろそろお帰りになるはずだ…ぐぇっ！

【力丸】片岡様、拙者が出向いた意味、お判りですな

【片岡】既に殿の知るところか…これ以上、無様な姿は曝せぬな…

【力丸】武人としての気概をお見せ下され。拙者が介錯いたそう

【片岡】かたじけない…この片岡の死に様、しかと殿に伝えられよ

【片岡】
ふぐっ
ぐぉ
ぐおぉぉ

【力丸】武人としての最後、確かにお伝え致しまする

辞世の歌

太刀を主に、矢を朱に染めし

武士の我雪盲に唯足るを知る　　片岡伸衛門

郷田家領内の寺社仏閣が、卍(まんじ)教を名乗る集団に次々と襲われた。

目的は人を意のままに操る怨霊を封印したと伝わる『呪縛石』である。

山中深く、九十九の石段の先に建つ金王寺を総本山とする卍教は、持ち去った呪縛石を祀っているという。

『呪縛石』の力か、領民へ影響を及ぼし始めているのも気がかりである。

邪(よこしま)の神の事教 葬るのは影の務めよ。

【怨】 貴様ぁ何者ぢゃあ
わちの子に何かするつもりぢゃなぁ

【力丸】民を拐かす邪神に仕えしもの
その腹を引き裂いてでも石は返してもらう

【怨】 わ、わ、わちの…わちの…わちの子ぉぉぉ…

【力丸】悪意の芽、残さじ

【鬼陰】また会ったな。少しは楽しませてもらったわ

【力丸】鬼陰とやら、これも貴様の差し金かー。覚悟っ

【鬼陰】ふっ、意気込みだけではわしに勝てぬぞ

【鬼陰】少々侮っておったわ。次は必ずしとめる

ははははははははは

諸外国との交易が始まり、この地はいつしか『黄金の国』と紹介されるようになった。

残忍な海賊として名高いキャプテン　バルマーも
その『黄金の国』の噂を信じた一人であったが、
むろん目的は交易などではなかった。

陸(おか)へ船を寄せ、大砲(おおつつ)で威嚇し、城下を荒らし始めたのである。

平和を失った城下を救わなければならない。
それは松之信の考えと同じだった。

武人とて容赦はいらん。斬れ！

【バルマー】殺されに来たようだな。死ねっ

【力丸】 何を申しておるのかわからぬが・・・消えてもらう

【バルマー】オオっ…神よ

【力丸】異国での最後とは、寂しいものよ

【菊姫】暗いよぉ～、何も見えないよぉ…。

【関谷】姫様、ど、どうなされました？！

流行病すら煩ったことのない菊姫の目が、突然光を失った。

城下の有名な薬師や蘭方医にすら見当のつかない奇病である。

もはや、忍びの里に万能の秘薬として伝わる『気命草』の花を煎じて飲ませるより他に、治す手だてはないという。

この『気命草』、天狗が棲むといわれる支婆山の頂に自生し、開花するのは一年に一度と伝えられている。

菊に今一度、美しい城下を見せてやりたいのじゃ。すまぬ。

【力丸】どうやらこの草のようだな。菊殿、しばしのご辛抱を・・

松之信の命により越後屋や悪代官、スペイン海賊、そしてカルト教団の教祖を天誅し、また時には密書を運んだり、姫の病気を治す薬草を採るため山登りなどをしていく力丸と彩女。

だが任務をこなしていく内に、二人は郷田家を狙う謎の忍者鬼陰と、その背後につく冥王と言う者の存在を知る。

そして鬼面の忍者集団に占拠された隣国の城に潜入していた隙を突かれ、姫が誘拐されてしまう。

姫を救い冥王もまた討ち果たさんと、雪山に位置し屍兵の守る冥王の居城へと忍び込む力丸と彩女。

郷田家の盟友として隣国を治める赤間時頼(あかまときより)の居城が、鬼の面をつけた忍者集団の奇襲により陥落した。

家臣の多くは抵抗むなしく討ち死に、追い詰められた当主の時頼は、天守閣にて自らの命を絶った。

城はいまだ鬼面の忍びに占拠されたままになっている。

報(しらせ)を受けた松之信は、亡き父の盟友を弔うべく兵を出すも、力押しの攻め手が通じるはずもなかった。

【力丸】殿、敵が忍なれば、忍にお任せを。

【郷田松之信】敵は人にあって人にあらず、決して、侮るでないぞ。

【鬼陰】ふふっ、よくぞここまで辿り着いた
それとも流石と言わねばならぬか？

【力丸】やはり貴様か鬼陰っ。これも冥王とやらの差し金か

【鬼陰】ははははははは。どうでもよいではないか。どうせ今頃は郷田の城も・・・さあ、貴様はここで死ぬのだ

【鬼陰】うぐっ、こ ここまでか…

【力丸】きっ、消えた…

【菊姫】ちちうえ～ ちちうえぇ～

【郷田松之信】菊！貴様ら、菊をどうする気じゃ！

【関谷】ひ、姫さま。姫さまぁ～。

鬼陰との戦いで留守中の城が狙われ、あろうことか菊姫がさらわれてしまった。

郷田松之信は失意から床に伏せ、責任を感じた老中　関谷は松之信に隠居を申し入れる。

もはやこの城には、予想される冥王の侵攻を防ぎきる備えはない。

捕えられた菊姫を救い、鬼陰、そして冥王を倒すため、力丸と彩女は捨て身の覚悟で闇の城へ向かう。

【力丸】忍の掟に馳陣(ちじん)の文字無し。彩女、まいるぞ！

【鬼陰】どうやら覚悟を決めて参ったようだな。

【力丸】性凝りもなく蘇ったか鬼陰。二度はないと思えっ

【鬼陰】ふはは。愚かな。本気のわしに勝てると思うてか

【力丸】講釈より、技で相手いたそう

【鬼陰】も…もはやこれまでか…

ひ…姫は…この下だ…されど貴様ごとき、冥王様には及ぶまい…

先に冥府で待っておるぞ

【力丸】鬼陰ほどの手練れが仕え恐れる冥王とは…

【冥王】鬼を殺したのはお前か…

かような豪の者がおったとは…

【力丸】貴様が冥王か、姫はどこだっ

【冥王】そんな小娘のことより己ら自信の心配をせい

途中に立ちはだかる鬼陰を辛くも倒した上、一人が冥王と戦っている間にもう一人が姫を救出する作戦も無事成功させる二人だった。

がしかし・・・

戦いに敗れ冥府の底へと沈んでゆく冥王であったが、それと呼応するように城もまた崩れてゆく。

心技体総ての忍術を駆使し脱出路へと急ぐ三人、しかしあと一歩の所で道が大岩に塞がれてしまっていた。

力丸は忍として心を決めると彩女に頭目の証である忍者刀、十六夜を手渡すと渾身の力で岩を持ち上げ何とか二人を先に進ませる。

そして降り注ぐ瓦礫の中に消えていった・・・

力丸の犠牲により無事脱出に成功した彩女と菊姫に駆け寄る松之信と関谷、だが力丸を失った事を知り二人もまた悲しみに暮れる

深々と降る雪の中、彩女は十六夜を地に突き立て、東忍流頭目としてこの世の邪悪に闇より天誅を下していくことを誓うのであった。

天誅・忍凱旋　完

その後の天誅シリーズの二人の物語についてご紹介します。

彩女は、周辺諸国を巡り、忍の集落「葉隠の里」で凛と出会う

「冥王」の乱（天誅・忍凱旋【完】）により、力丸を失った彩女は、騒乱後すぐに出立。

領主、【郷田松之信】の命を受け、不穏な影が差さぬよう郷田の周辺諸国を巡り歩くことになります。

そして、その道中、何者かに襲撃を受け壊滅した、忍の集落「葉隠の里」を目の当たりに・・・

そこに登場したのが、天誅紅の主人公の一人、凛です。

ここから、天誅シリーズの外伝、天誅紅の物語が始まります。

それから一年（天誅・忍凱旋・完）。束の間の平和を享受していた郷田の国に、再び暗雲が立ちこめることになります。

妖術師『天来』とその部下『天来六人衆』が郷田の国やその周辺諸国で暗躍し始めることに・・・

彩女はこの危機に立ち向かい、消息不明だった力丸も無事帰還。二人は再び戦いに身を投じることになります（天誅参）。