食文化・料理

でん粉とコーンスターチ ― 同じ白い粉でも、役割は違います

でん粉とコーンスターチ ― 同じ白い粉でも、役割は違います 食文化・料理
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でん粉とコーンスターチ ― 同じ白い粉でも、役割は違います

コーンスターチは万能ではありません。
しかし「向いている場面」では、これ以上ない働きをします。

コーンスターチとは何か

コーンスターチは、 とうもろこし由来のでん粉です。

原料は
・ とうもろこしの胚乳部分 精製工程で
・ たんぱく質 ・ 脂質 ・ 繊維 をほぼ除去し、
純度の高いでん粉だけを取り出しています。そのため、 味や香りはほとんどありません。

でん粉としての性格

コーンスターチのでん粉特性は次の通りです。

・ アミロース多め
・ 粘度は中程度
・ 糊化温度はやや高め(約70〜80℃)
・ 冷えると老化しやすい
この性格から、 短時間のとろみ付けに向いています。

片栗粉との違い

よく混同されますが、性格は異なります。
・ 片栗粉(馬鈴薯)  → 粘りが強く、透明感が出やすい
・ コーンスターチ  → 粘りは控えめ、口当たりが軽い
和菓子よりも、 洋菓子・料理向きなのが特徴です。

コーンスターチが活躍する場面

向いている用途は明確です。
・ カスタードクリーム
・ パイやタルトのフィリング
・ クッキーの食感調整
・ 中華あんの軽いとろみ
一方で、
・ 葛湯
・ わらび餅
・ 透明感を重視する和菓子 には不向きです。

なぜ和菓子では使われにくいのか

理由は3つあります。
・ 透明度が低い
・ 冷めると白濁しやすい
・ 老化が早い
和菓子は 冷めた後の食感と見た目を重視します。
その点で、 葛・白玉粉・餅粉とは思想が異なります。

一覧で整理

項目 コーンスターチ
原料 とうもろこし
主用途 洋菓子・料理
粘り 中程度
透明感 低め
老化 早い

まとめ

・ コーンスターチは「軽いとろみ」のでん粉
・ 洋菓子・料理で力を発揮する
・ 和菓子向きではないが、役割は明確
・ でん粉は用途で選ぶもの
名言 「材料に向き不向きがあるのではない。使い方に思想がある。」

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