糊化 ― でん粉が「食べ物」になる瞬間

でん粉は、火が入ってはじめて役に立ちます。その変化こそが「糊化」です。
糊化とは何か
糊化(こか)とは、 でん粉が水と熱によって性質を変え、
・ 粘りが出る
・ 透明感が生まれる
・ 固まる
状態になる現象を指します。
・ 粘りが出る
・ 透明感が生まれる
・ 固まる
状態になる現象を指します。
米、餅、麺、葛、芋―― 私たちが食べている主食や和菓子は、すべて糊化の産物です。
リンク
でん粉は最初「溶けていない」
重要な前提として、 でん粉は水に溶けません。
水に混ぜた直後は、
・ 白く濁る
・ 粒子が浮いているだけ
で、化学的には何も起きていない状態です。
・ 白く濁る
・ 粒子が浮いているだけ
で、化学的には何も起きていない状態です。
時間が経つと沈殿するのは、その証拠です。
糊化で起きる4段階
加熱すると、次の順で変化します。
1️⃣ 吸水 ・ でん粉粒が水を吸い始める
2️⃣ 膨張 ・ 粒がふくらみ、白さが減る
3️⃣ 崩壊 ・ 内部構造がほどける
4️⃣ 粘性発現 ・ 粘りと透明感が現れる
この一連の変化が糊化です。
1️⃣ 吸水 ・ でん粉粒が水を吸い始める
2️⃣ 膨張 ・ 粒がふくらみ、白さが減る
3️⃣ 崩壊 ・ 内部構造がほどける
4️⃣ 粘性発現 ・ 粘りと透明感が現れる
この一連の変化が糊化です。
リンク
糊化温度は素材で違う
糊化が始まる温度は、でん粉の種類で異なります。
・ 葛でん粉:60〜70℃前後
・ 馬鈴薯でん粉:55〜65℃
・ 米でん粉:65〜75℃
・ 小麦でん粉:60〜70℃
・ 馬鈴薯でん粉:55〜65℃
・ 米でん粉:65〜75℃
・ 小麦でん粉:60〜70℃
そのため、
・ 同じ火加減でも
・ 食感や透明感が変わる
という差が生まれます。
・ 同じ火加減でも
・ 食感や透明感が変わる
という差が生まれます。
リンク
リンク
リンク
なぜ「練る」必要があるのか
葛もちや餅で練るのは、
・ 熱を均一に入れる
・ ダマを防ぐ
・ 糊化を全体に行き渡らせる ためです。
・ 熱を均一に入れる
・ ダマを防ぐ
・ 糊化を全体に行き渡らせる ためです。
力任せに練るのではなく、 一定のリズムで温度を保つことが重要です。
糊化しすぎるとどうなるか
糊化は「多ければ良い」わけではありません。
過加熱すると、
・ 粒子が壊れすぎる
・ 粘りのピークを過ぎる
・ 水っぽくなる
糊化には最適点があります。
・ 粒子が壊れすぎる
・ 粘りのピークを過ぎる
・ 水っぽくなる
糊化には最適点があります。
ここを見極めるのが、 和菓子職人の感覚です。
一覧で整理
| 状態 | 中で起きていること |
|---|---|
| 未加熱 | 粒子が水に浮くだけ |
| 加熱開始 | 吸水・膨張 |
| 糊化 | 崩壊・粘性発現 |
| 過糊化 | 粘り低下・食感悪化 |
まとめ
・ 糊化はでん粉の必須変化
・ 水と熱がそろって起きる
・ 粘りと透明感の正体
・ 素材ごとに温度が違う
・ 最適点を逃さないことが大切
・ 水と熱がそろって起きる
・ 粘りと透明感の正体
・ 素材ごとに温度が違う
・ 最適点を逃さないことが大切
名言 「火を知る者だけが、粉を食に変えられる。」
菓子つくり・食文化サイトマップのご紹介

自作レシピ・食文化サイトマップをご紹介します。
| 菓子つくり・食文化サイトマップのご紹介 | |||
| コペンギンTOP > ゲーム│ホビー│書籍・マンガ│ | |||
| 食文化 > 菓子 自作レシピ | |||
| 【和菓子】 歴史 年中行事 暦文化 ハレの日文化 文化 京・大坂 江戸 甘味処 流通 砂糖 材料 でん粉 概要 糊化と老化 糊化 糊化温度 コーンスターチ 砂糖 種類 流通 歴史 加工 蒸し 煮る/練る(餡) 冷やし固める つく/練り上げる 焼く(歴史) つく/練り上げる 概要 大福 概要 大福の命は餅 豆大福 概要 ぜんざい 概要 歴史 おしるこ/ぜんざい 関西 白玉粉/餅粉/上新粉 白玉 概要 歴史 白玉粉 概要 餅粉 概要 もちとり粉 上新粉 概要 歴史 和菓子 みたらし団子 たれ(概要 作り方) みつ(概要 作り方 黒蜜 概要 歴史) 葛 葛とは 葛と本葛の違い 葛もち(作り方 2つの作り方) |
|||
| 【洋菓子】 クリーム 歴史 種類 使い分け 作り方 ホイップクリーム 歴史 作り方 材料 道具 泡立て器 ハンドミキサー |
「食文化 料理」関連マップのご紹介

「食文化 料理」関連サイトをご紹介します。
| 「食文化 料理」関連サイトマップのご紹介 | |||||
| ホビーTOP > プラモデル│ミリタリー│エアガン|RCラジコン | |||||
| 食文化 > | |||||
| 世界 年表 イタリア パスタ 歴史 乾燥麺技術の伝播 形状分類 スパゲッティ 歴史 ペンネ 歴史 パスタ・リピエナ 歴史 作り方 地域別パスタ 地域性 文化比較 北部(歴史) 中部(歴史) 南部(歴史 ナポリ 歴史 名産地) 日本(歴史) パスタブランド 概要 業務用 ラ・モリサーナ 生パスタ(フレッシュパスタ) 歴史 アルデンテ 概要 歴史 科学 歴史 ピザ 歴史 トマトとの出会い |
|||||
| 食材 歴史 |

