留め具 リベットの違い ‐同じ“留める”でも、規模と用途で名前が変わる

「留め具」「カシメ」「リベット」は似た言葉ですが、用途や規模で違いがあります。
📌 用語の整理
1. 留め具(とめぐ)
・広い意味で物を固定するための金具全般を指す。
・ボタン、ホック、バックル、カシメ、リベットなどすべて含む「総称」。
・例 衣類のボタン、鞄の金具、ベルトのバックル。
・広い意味で物を固定するための金具全般を指す。
・ボタン、ホック、バックル、カシメ、リベットなどすべて含む「総称」。
・例 衣類のボタン、鞄の金具、ベルトのバックル。
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2. カシメ
・レザークラフトや小物でよく使う「小型のリベット」。
・表裏に頭があり、ハンマーや打ち棒で叩いて固定する。
・強度+装飾性を兼ねる。
・用途 財布・バッグ・ベルト・アクセサリー。
・レザークラフトや小物でよく使う「小型のリベット」。
・表裏に頭があり、ハンマーや打ち棒で叩いて固定する。
・強度+装飾性を兼ねる。
・用途 財布・バッグ・ベルト・アクセサリー。
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3. リベット
・工業用の金属接合部材の代表。
・両端を「つぶして」金属板などを固定する。
・大型構造物(橋梁、船、飛行機)で多用。
・現代工業では溶接・ボルトに置き換えられる場面が多いが、航空機や軽量部材では今も重要。
・工業用の金属接合部材の代表。
・両端を「つぶして」金属板などを固定する。
・大型構造物(橋梁、船、飛行機)で多用。
・現代工業では溶接・ボルトに置き換えられる場面が多いが、航空機や軽量部材では今も重要。
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🔎 違いのポイントまとめ
| 用語 | 意味・特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 留め具 | 固定具の総称。装飾性重視のものも含む | ボタン、ホック、バックル、カシメなど全般 |
| カシメ | 小型リベット。革細工・小物向け。強度+デザイン | バッグ、財布、ベルト、ジーンズの補強 |
| リベット | 工業用の金属接合部品。強度重視、大規模構造物 | 船舶、鉄橋、航空機、機械組立 |
✅ まとめ
・留め具=広い概念(すべての固定具)。
・カシメ=小物や革製品用の「小型リベット」。
・リベット=工業規模で使う金属接合部材。
・カシメ=小物や革製品用の「小型リベット」。
・リベット=工業規模で使う金属接合部材。
📌 名言 「同じ“留める”でも、規模と用途で名前が変わる。」
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