接点復活剤に使える防錆添加剤リスト(天然系 vs 合成系)

「接点復活剤に使える天然・合成の防錆添加剤」比較表をご紹介します。
| 種類 | 添加剤 | 特徴 | 利点 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 天然系 | ホウ酸 | 弱酸性、金属表面に薄い保護膜を形成 | ・微量で防錆効果・入手容易(薬局・工業薬品) | ・濃度過多で析出 → 接点導通を妨げる |
| ビタミンE(トコフェロール) | 天然抗酸化剤、油に溶けやすい | ・酸化防止(油の劣化防止)・食品・化粧品グレードも入手可 | ・直接防錆力は弱い(補助剤扱い) | |
| クエン酸 | キレート作用で鉄イオンを封じる | ・軽度のサビ取り兼防錆 | ・酸性が強いと腐食リスクあり | |
| 植物由来ワックス(カルナウバ、蜜蝋) | 金属表面に撥水膜を形成 | ・環境に優しい・長期保護に有効 | ・電気接点では厚膜化すると抵抗が増える | |
| 合成系 | BHT(ジブチルヒドロキシトルエン) | 合成抗酸化剤、石油系溶剤に溶解 | ・酸化防止効果強い | ・安全性に注意(高濃度は有害) |
| ZnDTP(亜鉛ジアルキルジチオリン酸塩) | 工業用極圧剤・防錆剤 | ・高負荷摩擦部でも防錆+潤滑 | ・DIY入手は困難、添加量管理が必要 | |
| 有機アミン系防錆剤 | 金属表面に吸着し酸化防止 | ・少量で強力な防錆性能 | ・種類により毒性や環境負荷あり | |
| フッ素系防錆剤(PTFE微粉など) | 撥水・撥油膜で防錆 | ・耐久性◎・接点摩耗防止にも寄与 | ・膜が厚いと導通阻害の可能性 |
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📌 ポイント
・天然系 → 安全・入手容易。ただし防錆効果は中程度、補助的に。
・合成系 → 工業用で性能が高い。ただし毒性や入手性に注意。
・接点復活剤では「IPA+潤滑油ベースに、微量の防錆添加剤」がベスト。
・合成系 → 工業用で性能が高い。ただし毒性や入手性に注意。
・接点復活剤では「IPA+潤滑油ベースに、微量の防錆添加剤」がベスト。
まとめ
・軽度DIY用途 → ホウ酸・ビタミンE(安全性・入手性重視)
・本格工業用途 → ZnDTPや有機アミン系(高性能だが管理が必要)
・本格工業用途 → ZnDTPや有機アミン系(高性能だが管理が必要)
名言 「錆を防ぐ知恵は、自然と科学の狭間にある。」
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