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MacintoshのSystem時代(System 1〜6、特に6.0.8)における日本語化

MacintoshのSystem時代(System 1〜6、特に6.0.8)における日本語化 ゲームエミュレーター
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  1. MacintoshのSystem時代(System 1〜6、特に6.0.8)における日本語化
    1. 🗓 日本語化の歴史 System時代の変遷
    2. 📕 日本語化の2方式(System時代)
    3. 🈶 KanjiTalkとは?
    4. 🧩 JLK(Japanese Language Kit)とは?
    5. 🖥 実機・エミュレータでの使用例
    6. 📁 実際の導入ファイル例(JLK)
    7. 🧪 表示・入力確認のポイント
    8. 💡豆知識 漢字TalkとJLKの違い
    9. 🔚 一言まとめ
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MacintoshのSystem時代(System 1〜6、特に6.0.8)における日本語化

MacintoshのSystem時代(System 1〜6、特に6.0.8)における日本語化は、Appleが正式な日本語対応を進める前の工夫と技術の積み重ねに支えられていました。以下に歴史、方式、ツール、日本語化の流れを詳しく解説します。

🗓 日本語化の歴史 System時代の変遷

出来事 詳細
1984 Macintosh 128K発売 日本語未対応、MFS(1階層FS)
1985 HFS採用、Mac Plus登場 日本語表示は不可、英語限定
1986〜87 日本語版Mac Plus登場(SEも) KanjiTalk 1.x〜2.x、日本語ROM搭載
1988 KanjiTalk 2.0 + System 6系 日本語入力環境が標準化
1989 JLK(Japanese Language Kit)登場 英語版Systemに日本語を追加可能に

📕 日本語化の2方式(System時代)

方式 特徴 備考
KanjiTalk(漢字Talk) 日本語ROM+日本語System 完全な日本語化。Apple純正
JLK(Japanese Language Kit) 英語版Systemに日本語機能を追加 拡張的に日本語対応。Macworldなど海外市場向けにも展開

🈶 KanjiTalkとは?

・日本専用に提供された完全日本語版Mac OS
・バージョン例 KanjiTalk 2.0.6(System 6ベース)
特徴
・日本語フォント(Osaka、Tokyoなど)標準
・日本語メニュー、日本語エラーメッセージ
・「ことえり」や「EGBridge」など日本語IM搭載
・一部ROMは専用(日本語ROM)

🧩 JLK(Japanese Language Kit)とは?

・非日本語版Systemを日本語対応化するキット
・主に英語版System 6.0.x〜7.1向けに配布
構成要素
・`Japanese INIT`(システム拡張)
・`Kotoeri`(かな漢字変換ソフト)
・日本語フォント(Osaka, Tokyo)
・リソースフォーク対応(日本語メニュー)
・System Folder にコピーして再起動すれば機能する

🖥 実機・エミュレータでの使用例

環境 使用方法 補足
実機(SE, Classic, II) 漢字TalkやJLK導入済みFDで起動 FDの順序・起動管理が重要
Mini vMac System6起動+JLK追加 英語ベースで日本語表示/入力可
Basilisk II HDDイメージに漢字Talk 6.0.7を直接インストール 画面・メニューすべて日本語対応可

📁 実際の導入ファイル例(JLK)

ファイル名 用途
Japanese INIT 日本語表示のためのシステム拡張
Kotoeri かな漢字変換IM
Tokyo, Osaka ビットマップ日本語フォント
Japanese Dictionary JLK辞書データ
Japanese Startup ロケール設定変更用INIT

これらは System Folder に格納し、起動すれば自動読み込みされます。

🧪 表示・入力確認のポイント

項目 内容
メニューが日本語で表示されるか 正しく日本語INITが読み込まれていればOK
ことえりの変換ウィンドウ 入力フィールドで変換候補が表示される
フォント 文字が四角や化けていないか(フォント未適用に注意)

💡豆知識 漢字TalkとJLKの違い

比較項目 漢字Talk JLK(英語System)
メニュー言語 完全日本語 英語+一部日本語
OS全体 日本語化済み 英語がベース
ROM依存 あり(日本語ROM) なし(英語ROM対応)
入力システム Osaka、ことえり、EGBridge ことえり(簡易)

🔚 一言まとめ

「漢字TalkもJLKも、“世界中の言葉をMacへ”という挑戦の証。」
System 6〜7時代の日本語化は、現在のmacOS多言語環境の原点です。

 

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準備(エミュレータセット ROMファイル 実行ファイル.app 起動用ディスク )
プラットフォーム別(Windows macOS)
アプリ HyperCard (概要 導入)
ファイルシステム 歴史 仮想HDD .dskファイル System 6.0.8(日本語環境)
日本語化 System時代 漢字Talk JLK 仮想HDD構成
System 7〜8.1 概要 エミュ Basilisk II 概要
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