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Libretro Team(リブレトロ・チーム)‐エミュレーターを「統合・共通化」する思想の中心にいる開発集団

Libretro Team(リブレトロ・チーム)‐エミュレーターを「統合・共通化」する思想の中心にいる開発集団 ゲームエミュレーター
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  1. Libretro Team(リブレトロ・チーム)‐エミュレーターを「統合・共通化」する思想の中心にいる開発集団
    1. 🔷 基本情報
    2. 🕰️ Libretro Team の歴史年表
    3. 🧩 Libretro Team の開発プロジェクト
    4. 🔧 開発スタイルと哲学
    5. 🔄 Libretroと他プロジェクトとの関係
    6. ✅ Libretro Teamの功績と影響
    7. ✅ まとめ
    8. PC・家庭用・ACゲームサイトマップのご紹介
    9. 任天堂から発売された据置ゲーム機(FC/SFC/N64/GC/Wii/WiiU/Switch)のご紹介│まとめ
    10. 【プレイステーション】ソニーから発売された据置ゲーム機(PS/PS2/PS3/PS4/PS5)のご紹介│まとめ
    11. 【SEGA】セガゲーム機(MD・SS・DC・GG)アーケードゲームのご紹介│まとめ│
    12. NECから発売された据置ゲーム機(PCエンジン/PC-FX)のご紹介│まとめ
    13. SNKから発売された据置ゲーム機(ネオジオ/ネオジオCD)のご紹介│Top
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    15. PC・家庭用・ACゲーム・周辺機器・関連ページのご紹介
    16. 【ゲームランキング】世界・国内で最も売れたゲームランキングのご紹介
    17. 名作ゲームのご紹介│まとめ│家庭用ゲーム・PC・アーケードなど
    18. 【機種別ゲームTOP】PC・家庭用・アーケードゲーム・周辺機器のご紹介
    19. ジャンル別ゲームタイトルのご紹介│まとめ│
    20. 【ゲームTOP】ゲーム関連ページのご紹介
    21. 【書籍・雑誌TOP】書籍・雑誌サイトマップ関連ページのご紹介
    22. 【ホビーTOP】ホビーサイトマップ関連ページのご紹介

Libretro Team(リブレトロ・チーム)‐エミュレーターを「統合・共通化」する思想の中心にいる開発集団

Libretro Team(リブレトロ・チーム)は、統合型エミュレーター環境「RetroArch」および、その基盤である「libretro API」の開発を行う国際的な非営利開発チームです。 以下に、Libretro Teamの歴史・役割・貢献・主要プロジェクトなどを詳しく解説します。

🔷 基本情報

項目 内容
名称 Libretro Team(通称:libretro)
活動開始 約2010年(前身はSSNESプロジェクト)
拠点 国際チーム(中心は欧州開発者)
主な活動 RetroArch・libretro API・Lakkaなどの開発と保守
ライセンス GPL / LGPL(プロジェクトにより異なる)
Webサイト https://www.libretro.com

🕰️ Libretro Team の歴史年表

出来事
2010年 SSNES(Super Nintendo専用の軽量フロントエンド)開発スタート
2011年 SSNESが汎用化 → libretro構想が生まれる
2012年 RetroArch 1.0 公開、libretro API正式採用。コア方式の基盤確立
2013年 コア数が20を突破。Android・Linux・Raspberry Piに対応
2015年 Lakka(ゲームOS)発表。Steam対応の下地作りが進む
2018年 Rewind、Netplay、Run-Ahead等の革新的機能が実装
2020年 RetroArchがSteamリリース。UI刷新(Ozone)が導入される
2023年以降 PS1、PS2、DS、アーケードなどの高精度コアが充実。HD化・実績機能も強化

🧩 Libretro Team の開発プロジェクト

プロジェクト名 概要
RetroArch 統合型フロントエンド。複数コアをUI上で一括管理・起動できる
libretro API UIとエミュレーターを分離するモジュール規格。多数の開発者が対応
Lakka RetroArchを組み込んだLinuxベースのゲーム専用OS
RetroAchievements連携 実績システムを導入し、懐かしゲームに新しい目的を付加
Netplay(オンライン対戦) 古いゲームでもフレーム同期型オンラインマルチが可能に

🔧 開発スタイルと哲学

✅ 特徴

オープンソース中心主義
・GitHub上でコード・issue・更新を公開
マルチプラットフォーム至上主義
・Windows、macOS、Linux、Android、Steam Deck、iOS、Raspberry Pi 等、幅広くサポート
機能の標準化
・チート、Rewind、実績、画面フィルター等をコアに関係なく実現
本体サイズの軽量化
・RetroArch本体は小さく、コアは分離DL形式
✅ 主な開発メンバー(敬称略)
・Twinaphex(メインリーダー・設計)
・Tatsuya79(UI・バグ管理)
・hunterk(シェーダー開発・ドキュメント整備)
・その他、libretroコア移植を行う個人開発者多数

🔄 Libretroと他プロジェクトとの関係

プロジェクト 関係性
OpenEmu macOS向けのGUI型統合エミュ。libretroコアを利用
Batocera / EmuELEC RetroArchを内包するゲーム特化Linuxディストリビューション
Steam Deck RetroArchを導入するユーザーが多く、公式対応済み

✅ Libretro Teamの功績と影響

🔸 功績

・ゲーム保存の民主化 BIOS・ROMが必要な前提を保ちながらも、多くの人が過去作に触れられる環境を構築
・マルチプラットフォーム統合の先駆け
・シェーダー/HD化/フィルター技術の進化に貢献
🔸 文化的意義
・エミュレーション技術の正当性(アーカイブ・保存用途)を高める
・RetroAchievements連携によってレトロゲームの再評価が加速
・“UIが美しいエミュレーター”という新しい常識を作った

✅ まとめ

・Libretro Teamは、エミュレーターを「統合・共通化」する思想の中心にいる開発集団です。
・RetroArchを通じて、世界中のゲーム保存と再体験の未来を支え続けています。
🗣️ 名言 「思い出は消えない。ただ、もう一度“動かす”技術が必要だった。」
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【基礎】
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歴史 世代別 据え置き 8bit 16bit 32bit 64bit  6世代 7世代  8世代 9世代
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CPU別
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PS Vita 歴史 Vita3K 概要 技術的な課題 
統合型エミュレーション 歴史 エミュレーターコア 歴史 由来
RetroArch 概要 Libretro Team Stream オープンBIOS
技術
ROM吸い出し 専用機器
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【文化】
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