JSONとは|APIや設定ファイルで使われるデータ形式をわかりやすく整理

JSONの全体像
- JSONは軽量なデータ交換形式
- 人にも機械にも読みやすいテキスト形式
- APIや設定ファイルでよく使われる
JSONは、JavaScript Object Notationの略です。データを「名前」と「値」の組み合わせで表し、アプリやサービス同士が情報をやり取りするときによく使われます。
| 項目 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 形式 | テキスト形式 | { "title": "記事タイトル" } |
| 用途 | データ交換 | APIのリクエスト・レスポンス |
| 特徴 | 軽量で読みやすい | 設定ファイルやWeb連携 |
| 拡張子 | .json |
config.json |
実用例
WordPress REST APIで記事を投稿するときも、タイトル、本文、カテゴリ、公開状態などをJSON形式で送ることがあります。
JSONの基本構造
- 波括弧
{}でデータのまとまりを表す - 名前と値を
:でつなぐ - 複数の項目は
,で区切る
JSONは、基本的に「キー」と「値」の組み合わせで書きます。キーは項目名、値はその中身です。文字列はダブルクォーテーションで囲みます。
| 部品 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
{ } |
オブジェクトのまとまり | { "id": 1 } |
"title" |
キー | 項目名 |
: |
キーと値をつなぐ | "id": 1 |
, |
項目を区切る | "id": 1, "name": "A" |
[ ] |
配列 | ["AI", "WordPress"] |
補足
JSONでは、文字列をシングルクォーテーションではなくダブルクォーテーションで囲みます。ここで間違えると読み込みエラーになることがあります。
JSONで扱える値
- 文字列、数値、真偽値を扱える
- 配列や入れ子のオブジェクトも使える
- コメントは基本的に書けない
JSONでは、記事タイトルのような文字列、IDのような数値、公開状態のような真偽値、複数項目をまとめる配列などを扱えます。
| 値の種類 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 文字列 | 文章や名前 | "WordPress" |
| 数値 | 番号や件数 | 121419 |
| 真偽値 | 正しい・違う | true、false |
| null | 値がない | null |
| 配列 | 複数の値 | [190, 197, 198] |
| オブジェクト | まとまった情報 | { "name": "CODEX" } |
注意
JSONには末尾の余分なカンマを書かないようにします。最後の項目の後に,が残るとエラーになる場合があります。
APIでJSONが使われる理由
- 軽くて扱いやすい
- 多くのプログラミング言語で読める
- Web APIのデータ交換に向いている
APIでは、サービス同士が決まった形式で情報をやり取りします。JSONは軽量で扱いやすいため、Web APIのリクエストやレスポンスで広く使われています。
| 場面 | JSONの役割 | 例 |
|---|---|---|
| リクエスト | 外部サービスへ条件を送る | 期間、ページID、カテゴリID |
| レスポンス | サービスから結果を受け取る | 記事一覧、アクセス数、検索結果 |
| 設定 | 接続情報や設定を保存する | API設定、認証情報 |
| 連携 | 別ツールへデータを渡す | Codex、WordPress、Google API |
実用例
WordPress REST API、Google Analytics Data API、Search Console API、AdSense APIなど、外部サービス連携ではJSONの理解が役立ちます。
WordPress REST APIとJSON
- WordPress REST APIはJSONでデータを扱う
- 投稿作成やカテゴリ設定に使える
- CodexからWordPress投稿を自動化しやすい
WordPress REST APIでは、投稿、固定ページ、メディア、カテゴリ、タグなどの情報をJSONで取得・更新できます。CodexでWordPress投稿を行うときも、このJSON形式が関係します。
| WordPressの項目 | JSONで送る内容 | 例 |
|---|---|---|
| タイトル | title |
記事タイトル |
| 本文 | content |
HTML本文 |
| 公開状態 | status |
publish |
| カテゴリ | categories |
[190, 197] |
| アイキャッチ | featured_media |
メディアID |
補足
WordPress REST APIの基本は、WordPress REST APIとはでご紹介しています。
JSONファイルを扱うときの注意点
- 認証情報を含むJSONは公開しない
- 拡張子が
.jsonでも中身を確認する - エラー時はカンマや引用符を確認する
JSONファイルには、単なる設定だけでなく、APIキーや秘密鍵など重要な情報が含まれる場合があります。Google CloudのサービスアカウントJSONなどは、安全な場所に保存します。
| 注意点 | 理由 | 対策 |
|---|---|---|
| 公開しない | 秘密情報を含む場合がある | 安全なローカルフォルダへ保存する |
| 内容を確認する | 設定情報か認証情報かで扱いが違う | client_emailやprivate_keyの有無を見る |
| 形式を崩さない | 読み込みエラーになる | ダブルクォーテーションとカンマを確認する |
| バックアップする | 再発行が必要な場合がある | 安全な管理場所を決める |
注意
Google APIのJSONキーやOAuthクライアントJSONは、記事本文や公開フォルダに置かないようにします。秘密情報として扱います。
公式情報・参考ページ
- JSONの標準仕様を確認する
- WordPress REST APIのJSON利用を確認する
- API接続の記事と合わせて理解する
| 公式ページ | 確認できる内容 |
|---|---|
| JSON.org | JSONの概要と構文 |
| RFC 8259 | JSONの標準仕様 |
| ECMA-404 | JSONデータ交換形式の標準 |
| WordPress REST API Handbook | WordPress APIでのJSON利用 |
