XServer APIコマンド一覧|公式CLIで使えるサーバー管理コマンドを整理

XServer APIコマンド一覧の前提
- XServer CLIは、XServer APIをコマンドラインから操作する公式ツールです。
- インストール後は、
xserverコマンドでサーバー情報取得や設定変更を実行できます。 - APIキーが必要なため、認証情報は安全に管理します。
XServer APIをターミナルから扱う場合、公式のXServer CLIを使うと、HTTPリクエストを直接組み立てずにサーバー管理コマンドを実行できます。公式リファレンスでは、xserver server 配下にサーバー管理コマンドが整理されています。
XServer APIそのものについては、前回の記事 XServer APIとは|できること・使い方・WordPress運用での活用方法 でも整理しています。この記事では、実際に使うコマンドの分類に絞ってご紹介します。
| 項目 | 内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 公式CLI | XServer CLI | xserver コマンドで操作 |
| 対象 | エックスサーバー / XServerビジネス | 契約サービスと初期ドメインを確認 |
| 認証 | APIキー | 権限、有効期限、IP制限を確認 |
| 出力 | table / json | 人間確認ならtable、自動化ならjson |
インストールと認証コマンド
- Node.js 18以上の環境で、npmからインストールできます。
- APIキーは
xserver auth loginで設定できます。 - CI/CDやスクリプトでは環境変数での指定も使えます。
XServer CLIはnpmからインストールできます。すぐ試したい場合は、npx xserver-cli server info のようにインストールせず実行する方法も公式リファレンスで案内されています。
| 目的 | コマンド | 用途 |
|---|---|---|
| インストール | npm install -g xserver-cli |
CLIをグローバルに導入 |
| 即時実行 | npx xserver-cli server info |
インストールせずに試す |
| バージョン確認 | xserver --version |
CLIのバージョン確認 |
| ログイン | xserver auth login |
対話形式でAPIキーを設定 |
| 認証状態 | xserver auth status |
現在の認証状態を確認 |
| プロファイル一覧 | xserver auth profiles |
保存済みプロファイルを確認 |
| APIキー情報 | xserver me |
認証中のAPIキー情報を確認 |
共通オプション
- 出力形式は
--format tableまたは--format jsonで指定できます。 - 複数環境を使う場合は
--profileが便利です。 - 削除や初期化で
--yesを使う場合は、対象を必ず確認します。
XServer CLIには、すべてのコマンドで使える共通オプションがあります。人間が読む場合はテーブル形式、自動化やCodexでの解析にはJSON形式が扱いやすくなります。
| オプション | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
--format table |
テーブル形式で出力 | 目視確認 |
--format json |
JSON形式で出力 | スクリプト連携、Codexでの解析 |
--profile <name> |
プロファイル指定 | 本番・検証環境の切り替え |
--servername <name> |
サーバー名の一時指定 | 対象サーバーを明示したい場合 |
-y, --yes |
確認プロンプトをスキップ | 削除・初期化では慎重に使う |
-h, --help |
ヘルプ表示 | コマンドの使い方確認 |
サーバー情報・利用状況コマンド
- 最初に試すなら、読み取り系のサーバー情報コマンドが安全です。
- サーバースペックや利用状況を確認できます。
- Codexに調査させる場合も、まず読み取り系から始めると安心です。
サーバー管理の入口になるのが、サーバー情報と利用状況の取得です。設定変更を伴わないため、XServer CLIの動作確認にも向いています。
| 目的 | コマンド | 内容 |
|---|---|---|
| サーバー情報 | xserver server info |
サーバーの基本情報を取得 |
| 利用状況 | xserver server usage |
ディスク使用量や設定件数を取得 |
| JSON出力 | xserver --format json server info |
JSON形式で情報取得 |
WordPress・MySQL関連コマンド
- WordPress運用では、WordPress関連とMySQL関連のコマンドが重要です。
- 作成・削除系の操作は、バックアップと対象確認を行ってから実行します。
- Codexには、まず一覧取得や設定確認を任せるのが安全です。
WordPressサイト運用では、WordPress設定、データベース、MySQLユーザーの管理が関係します。XServer CLIのリファレンスでは、MySQL設定としてデータベース一覧、作成、削除、MySQLユーザー管理、権限操作などが案内されています。
| 分類 | 主なコマンド系統 | 用途 |
|---|---|---|
| WordPress | xserver server wordpress ... |
WordPress関連設定の確認・操作 |
| データベース一覧 | xserver server mysql database list |
MySQLデータベース一覧を取得 |
| データベース作成 | xserver server mysql database create |
新規DBを作成 |
| データベース削除 | xserver server mysql database delete |
DBを削除 |
| MySQLユーザー | xserver server mysql user ... |
ユーザー一覧・作成・変更・削除 |
| DB権限 | xserver server mysql privilege ... |
権限取得・付与・削除 |
xserver server --help や公式リファレンスで確認してください。ドメイン・SSL・DNS関連コマンド
- ドメイン、SSL、DNSはサイト表示に直結する重要な設定です。
- 追加や削除の前に、対象ドメインと反映影響を確認します。
- DNS変更は反映待ちがあるため、すぐに結果が見えない場合があります。
ドメイン、サブドメイン、SSL、DNSレコードは、WordPressサイトの表示やメール到達にも影響する設定です。読み取り系の一覧取得は便利ですが、追加・削除・更新系は慎重に扱います。
| 分類 | 主なコマンド系統 | 用途 |
|---|---|---|
| ドメイン設定 | xserver server domain ... |
ドメイン一覧・詳細・追加・削除 |
| サブドメイン | xserver server subdomain ... |
サブドメイン一覧・追加・削除 |
| SSL設定 | xserver server ssl ... |
SSL一覧、無料SSLのインストール・アンインストール |
| DNSレコード | xserver server dns ... |
DNSレコード一覧・追加・更新・削除 |
| PHPバージョン | xserver server php ... |
PHPバージョン取得・変更 |
メール・FTP・ログ関連コマンド
- メール関連はアカウント、転送、迷惑メール、DKIM、SPFなど多くの設定があります。
- FTPアカウントはファイル操作につながるため、権限管理が重要です。
- ログ取得は、エラー調査やアクセス状況確認に役立ちます。
XServer CLIでは、メール関連設定、FTPアカウント、アクセスログ、エラーログなども扱えます。メールやFTPはサイト運用の基盤なので、誤削除や誤設定を避けるため、読み取り系から始めるのがおすすめです。
| 分類 | 主なコマンド系統 | 用途 |
|---|---|---|
| メールアカウント | xserver server mail ... |
メールアカウント一覧・追加・変更・削除 |
| 迷惑メール設定 | xserver server spam-filter ... |
迷惑メールフィルタ取得・更新 |
| メール振り分け | xserver server mail-filter ... |
振り分け設定の一覧・追加・削除 |
| DKIM / SPF / DMARC | xserver server dkim ... など |
送信ドメイン認証関連の確認・更新 |
| FTPアカウント | xserver server ftp ... |
FTPアカウント一覧・追加・変更・削除 |
| ログ | xserver server log ... |
アクセスログ・エラーログ取得 |
Codexで使うときの安全な順番
- まず読み取り系コマンドで対象サーバーと状態を確認します。
- 次にJSON出力でCodexに要約・比較させます。
- 作成・削除・更新系は、バックアップと確認を挟んでから実行します。
CodexとXServer CLIを組み合わせる場合、いきなり変更系コマンドを実行するのではなく、まず読み取り系コマンドで状況を確認します。たとえば、サーバー情報、利用状況、ドメイン一覧、MySQL一覧、ログ取得などです。
JSON出力にすると、Codexが結果を要約したり、差分を見たり、チェックリストへ変換しやすくなります。削除や初期化を伴うコマンドで --yes を使う場合は、対象を必ず確認してから実行します。
| 段階 | コマンド例 | Codexに任せること |
|---|---|---|
| 確認 | xserver server info |
対象サーバーの要約 |
| 一覧取得 | xserver --format json server usage |
利用状況の整理 |
| 調査 | xserver server log ... |
エラー原因の候補整理 |
| 変更前 | xserver server ... list |
変更対象の確認表作成 |
| 変更 | xserver server ... create/update/delete |
承認後の実行補助 |
公式情報・参考ページ
- コマンド名やサブコマンドは、公式リファレンスで確認します。
- APIキー、権限、レート制限、初期ドメインの指定も公式ページで確認します。
まとめ
- XServer APIコマンドは、公式XServer CLIの
xserverコマンドで扱えます。 - サーバー情報、WordPress、MySQL、ドメイン、SSL、DNS、メール、FTP、ログなどを分類して確認すると理解しやすくなります。
- Codexと組み合わせる場合は、読み取り系から始め、変更系は確認とバックアップを挟むのが安全です。
XServer APIコマンドは、サーバーパネルで行う作業をターミナルやスクリプトから扱いやすくするための入口です。まずは xserver auth login、xserver server info、xserver server usage のような安全な確認系から始め、WordPressやMySQL、DNSなどの変更系コマンドは、対象確認とバックアップをそろえてから進めると安心です。
